アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平の貴重なトレーディングカードを入手して、驚喜するムービーをSNSにアップした。

【動画】大谷の貴重なカードを入手して驚喜するグリーズマン。

　トレーディングカード専門店『ミント』の荒川豊さんによると、この１枚は今年４月にカード製造・販売会社『Topps』が発売した「2023 Topps Archives Signature Series Active Player Edition」という商品。過去に売り出されたものを『Topps』社が買い戻し、選手のサインを入れて再び販売しているシリーズだという。

　グリーズマンが手にした大谷のカードは、ルーキー時代の2018年に発売された「2018 Topps Opening Day」に封入されていたもの。そのカードに改めて直筆サインが入り、ルーキーイヤーを示すRCマークもあり、さらに世界に１枚しか存在しないことを示す「１／１」が付けられた貴重な１枚のようだ。
  「世界に１枚しか存在しないカードなので、価格を予想するのは非常に難しいですが、デザインの良さも含めて7000～8000ドル（約100～115万円）で取り引きされても不思議ではありません」

　MLBをはじめ、米国のプロスポーツファンとして知られるグリーズマンが絶句しながら喜んだのも、大谷のカードの希少性が理解できたからだろう。

　荒川さんは、「この商品は選手のラインアップが多く、ピンポイントで大谷選手のカードを引き当てるのはとても難しいので、グリーズマン選手の驚きと喜びは理解できます」と話し、さらに「とはいえ、グリーズマン選手自身の直筆サインカードも市場で高額取引されているので、不思議な感じですね」と説明した。

構成●THE DIGEST編集部

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