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藤浪晋太郎が圧巻の“火消し”を披露も...回跨ぎで160キロ超の速球が強打者に粉砕される「無失点記録が途切れた」

THE DIGEST編集部

2023.07.15

9回に一発に泣いた藤浪は、今季8敗目を喫した。(C)Getty Images

9回に一発に泣いた藤浪は、今季8敗目を喫した。(C)Getty Images

 現地7月14日、藤浪晋太郎(オークランド・アスレティックス)は、ミネソタ・ツインズ戦に7番手で救援登板。8回のピンチを凌ぐも、9回に2ランを浴びてしまう。1回2/3を投げて被安打2、2失点で今季8敗目を喫した。

 3対3の同点とした8回1死一、二塁のピンチでマウンドに上がった日本の右腕。カルロス・コレアを99.4マイル(約159.9キロ)の速球で二塁への併殺打に打ち取り、見事な火消しを披露した。

【動画】藤浪の160キロ超の速球が粉砕される!ギャロに浴びた一発

 だが喜びも束の間だった。イニングを跨いで9回にも登板すると、先頭のドノバン・ソラーノに二塁打を許し、直後のバイロン・バクストンから空振り三振を奪うも、続くジョーイ・ギャロには99.9マイル(約160.7キロ)の速球を右翼席へ運ばれ、痛恨の一発を食らった。

 その後、気持ちを切り替え2者連続で三振に斬って取った29歳。9回裏に仲間が1点を返したものの、チームは4対5で敗れた。
 
 藤浪の剛速球が相手強打者にものの見事に打ち砕かれた。アスレティックス専門メディア『Uprooted』は、「フジナミ対ギャロの結果は必ずしも驚くべきものではない」と理解を示すも、「シンタロウの無失点記録が途切れたことは残念だ」と6試合続いた記録が終わったことを嘆いている。

構成●THE DIGEST編集部

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