勝敗こそつかなかったものの、千賀滉大が圧巻のピッチングを披露した。
現地7月15日、ニューヨーク・メッツは本拠地でロサンゼルス・ドジャースと対戦。今季17度目のマウンドに立った千賀は、6回103球を投げて強力ドジャース打線を4安打1失点に抑え、9奪三振、3四死球をマークした。その後メッツ投手陣が打ち込まれて1対5で敗北を喫したため、千賀の今季8勝目はお預けとなった。
そんな千賀の好投に熱い視線を送ったのが、韓国メディア『SPOTV news』だ。「こんな投手を欠いても日本はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝を飾ったのである」と題して、ドジャース戦における千賀のピッチング内容を詳報。とりわけ6回表、1死満塁のピンチを切り抜けた場面を称えた。
同メディアは「マルティネスを85マイル(約136.79キロ)のフォークボールで空振り三振に打ち取り、続くペラルタの打球はみずからキャッチして捕手へトスし、見事に窮地を脱した」と伝え、「この日の最高速度は98マイル(約157.71キロ)で9つの三振を奪取。爆発的な球威を誇った」と持ち上げた。
そして、次のように論じている。
「今年3月、千賀は初のメジャー挑戦を優先するためにWBC出場を断念した。それでも日本代表は大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)ら一流の投手をずらりと揃えて、世界制覇を成し遂げたのだ。千賀ほどの投手が欠場したにもかかわらず、その“空白”をいっさい感じさせなかった。まさに日本の投手力は歴代最高の全盛期にあると言える」
ドジャース戦でふたたび規定投球回数に達した千賀。勝敗は7勝5敗で、防御率3.20、奪三振122、奪三振率11.48、被打率.203、WHIP1.26を記録している。このうち防御率はナ・リーグ9位、奪三振は同7位、奪三振率は同3位につけ、防御率、奪三振、被打率はいずれもメッツ先発投手陣のなかでトップの数値だ。
構成●THE DIGEST編集部
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【記事】奪三振リーグ3位を記録してオールスターにも選出!千賀滉大の前半戦の好投を影で支えたメッツの「配慮」<SLUGGER>
現地7月15日、ニューヨーク・メッツは本拠地でロサンゼルス・ドジャースと対戦。今季17度目のマウンドに立った千賀は、6回103球を投げて強力ドジャース打線を4安打1失点に抑え、9奪三振、3四死球をマークした。その後メッツ投手陣が打ち込まれて1対5で敗北を喫したため、千賀の今季8勝目はお預けとなった。
そんな千賀の好投に熱い視線を送ったのが、韓国メディア『SPOTV news』だ。「こんな投手を欠いても日本はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝を飾ったのである」と題して、ドジャース戦における千賀のピッチング内容を詳報。とりわけ6回表、1死満塁のピンチを切り抜けた場面を称えた。
同メディアは「マルティネスを85マイル(約136.79キロ)のフォークボールで空振り三振に打ち取り、続くペラルタの打球はみずからキャッチして捕手へトスし、見事に窮地を脱した」と伝え、「この日の最高速度は98マイル(約157.71キロ)で9つの三振を奪取。爆発的な球威を誇った」と持ち上げた。
そして、次のように論じている。
「今年3月、千賀は初のメジャー挑戦を優先するためにWBC出場を断念した。それでも日本代表は大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)ら一流の投手をずらりと揃えて、世界制覇を成し遂げたのだ。千賀ほどの投手が欠場したにもかかわらず、その“空白”をいっさい感じさせなかった。まさに日本の投手力は歴代最高の全盛期にあると言える」
ドジャース戦でふたたび規定投球回数に達した千賀。勝敗は7勝5敗で、防御率3.20、奪三振122、奪三振率11.48、被打率.203、WHIP1.26を記録している。このうち防御率はナ・リーグ9位、奪三振は同7位、奪三振率は同3位につけ、防御率、奪三振、被打率はいずれもメッツ先発投手陣のなかでトップの数値だ。
構成●THE DIGEST編集部
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