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「爆音ファウルボールだ!」大谷翔平の”幻のホームラン”に米メディア呆然!偉才のハイパフォーマンスに敬意「すべてが感動的」

THE DIGEST編集部

2023.07.17

ア・リーグトップの34号ホームランを放った大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地7月16日、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。2試合連続となる34号ソロホームランを放つなど、4打数1安打1打点をマークした。

 2点ビハインドのまま迎えた9回1死、相手4番手と対峙した大谷は、初球のフォーシームをフルスイングすると、前日の33号を再現するかのような豪快な一発を運んだ。MLB公式によると、飛距離411フィート(約125.3メートル)、打球速度105.4マイル(約169.6キロ)、打球角度27度を記録した。

 だが、エンジェルスは大谷の34号も反撃及ばず8対9で惜敗。再び借金「2」を背負った。

 連日のホームランに球場は沸いたが、それ以外でも大谷はファンを楽しませている。初回の第1打席、大谷はカウント2-2からの6球目を振り抜くと、バットとボールが衝突する「パキン」という乾いた音とともに打球はライトスタンドへ。いきなりホームランか?と思われたが、惜しくもファウルになった。それでも強烈な打球音の勢いのある軌道にエンジェル・スタジアムは騒然とした。
 
 現地メディアも、この場面には唖然としている。米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』のWebサイト『SI.com』は「オオタニは爆音ファウルボールで、球場のファンを驚かせた」と綴っている。記事内では「エンジェルスがアストロズと対戦した際、オオタニは試合開始早々にホームランを惜しくも逃した。この打球は、スラッガーが打球とコンタクトしたときに大砲のような音がしたことからも分かるように、豪快に叩かれた」と、その衝撃音を振り返っている。

 同メディアは続けて、「ショウヘイ・オオタニの球場でのプレーは、とにかくすべてが感動的だ。彼のファウルボールでさえ、ファンの注目を集めるのに十分に値することが分かった」と締めくくっている。

 背番号17の一挙手一投足に、全米の野球ファンは虜になっている。​​​

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平のホームラン性の打球音に球場は騒然!

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