現地７月18日、藤浪晋太郎（オークランド・アスレティックス）はボストン・レッドソックス戦に３番手として７回に救援登板。１イニング（12球）を投げ、被安打１、無失点と完璧なピッチングで役割を全うした。

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　前日に阪神時代の同僚だった横田慎太郎さんの訃報を受けた右腕。練習中は左袖に喪章をつけて過ごし、登板前には横田さんの名前をマウンドに刻むなど弔意を示していた。１学年下の元同僚がいる空を何度も見上げ、共に戦っていた。
  　３点リードの７回、先頭のロブ・レフスナイダーを98.6マイル（約158.6キロ）の速球で遊フライに打ち取ると、続くトリスタン・カサスには右安打とされる。だがクリスチャン・アローヨを三ゴロに仕留めフォースアウトにすると、最後はホーヘイ・アルファロを99.3マイル（約159.8キロ）の速球で遊ゴロに抑えた。

　横田さんに捧げる試合にファンは感動を覚えたようで、SNSには「きっと横田選手も『かっこええなー』て言ってますね」「ガチ泣ける」「感動したよ」「グッときた」「天国の慎太郎も喜んでるよ」「藤浪晋太郎の魂熱い！」「友の分まで大きく羽ばたいて欲しい」などと続々とコメントが寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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