昨季にア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を絶賛した。

【動画】昨季にジャッジが放った62発目をもう一度！

『MLB.com』によると、現地７月19日のエンジェルス戦の前に取材に応じたジャッジは35本塁打の大谷翔平について「素晴らしい選手。信じられないくらいさ。彼のプレーは見ていて楽しいよ。投手として10の三振を奪って、さらに打者として２本の本塁打を打ち込むんだから」と語った。

　自身の62号のア・リーグ記録を大谷に抜かれる可能性を質問されると、「記録は破られるためにある。もしオオタニが63本を打ったらエキサイティングだね」と話し、「これまで彼が成し遂げてきたこと、そしてこれから何を成し遂げるのか、とても楽しみにしているよ」とエールを送った。
  　右足親指じん帯断裂で現在負傷者リスト入りしているジャッジは、ロジャー・マリス（ヤンキース）が1961年に樹立した61本の本塁打記録を打ち破った昨季を、こう振り返っている。

「61本に近づくにつれて、私が打席に立つとスタジアム全体が静まり返るんだ。あんな雰囲気の中でプレーしたのは初めての経験だった。私はただ野球をしたいだけだし、個人記録よりもチームの勝利に貢献したかった。集中力を保つことが難しかったね」

　ア・リーグ記録の62本を更新するかもしれない大谷も、今季の終盤戦にジャッジのような経験をするのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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