プロ野球

走塁妨害も審判団は「ホームには到達できないと判断」――栗山巧とフランコの接触後の判定に西武ファン激怒「余裕で生還できただろ」

THE DIGEST編集部

2023.07.29

フランコと接触し三塁で止まったベテラン栗山。写真:THE DIGEST写真部

 7月28日の楽天対西武で起きた「走塁妨害」の判定がネット上で問題視されている。

 5点ビハインドの5回2死一、二塁の場面だ。打席に入った長谷川信哉(西武)が、フルカウントからの6球目をレフト前に鋭く弾き返した。二塁走者の栗山巧はスタートを切るも三塁手のフランコと接触し、三塁でストップ。本塁に還れなかった。

 すぐさま審判団が集まり協議。その後、「ただ今、三塁の所で走塁妨害がありました。しかしながら審判団の協議の結果、ホームには到達できないと判断して、2アウト満塁で再開致します」と場内にアナウンスが流れた。審判が下した判定に納得がいかない松井稼頭央監督は審判に抗議。だが判定は翻らず、そのまま試合は再開した。
 
 SNSで同シーンが公開されると、ファンの間では「マジで栗山さんを舐め過ぎやろ」「俺たちの栗山巧が馬鹿にされているようで腹が立つよ」「何度見てもどう考えても余裕で生還できただろ」「審判買収されてるの?」「これマジで酷すぎやろ」などと怒りの声が書き込まれた。

 続く岸潤一郎が投ゴロに倒れ、得点のチャンスを逃した西武。結局9回に1点を返したものの、1対5で敗れ、連勝は2でストップした。

構成●THE DIGEST編集部

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