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「ちょっとダサい!」大谷翔平に4度の故意四球。スターとの勝負を避けたブルージェイズに米メディアは不満!「理にかなっているけど...」

THE DIGEST編集部

2023.07.31

ブルージェイズ投手陣に勝負を避けられた大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)への度重なる"故意四球"にフラストレーションがたまる人が多いようだ。

 現地7月28~30日にトロント・ブルージェイズ戦が行なわれ、背番号17は初日の第1打席に真っ向勝負を挑んできた先発ケビン・ゴーズマンの速球をライトスタンドへ先制ホームラン。これには三塁手のマット・チャップマンがジョン・シュナイダー監督に「どうして彼に投げさせたんだ? このチーム(エンジェルス)で唯一打てるのはヤツだけじゃないか!」と抗議したとSNSで話題となっている。

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 チームの顔であるチャップマンの訴えにブルージェイズ指揮官は従ったようで、29日の第3、第4打席は故意四球で歩かせた。そして30日の第3、第5打席でも、ブルージェイズの投手陣は大谷との勝負を避けたのだ。

 力と力の勝負を望むファンにとっては、不満が募っている。「卑怯だ、彼はピッチャーだ」「チャップマンは悪人だ」「故意四球を禁止すべき」「気合いを入れていけ!」などと勝負を挑むべきだと主張する人が多い。
 
 ファンの想いをくみ取った米メディア『USA Today』は、「ブルージェイズは、マット・チャップマンの暴言の後ショウヘイ・オオタニに4度、故意四球を与えた」と事実を綴ったうえで、彼らの考えを以下のように評した。

「ブルージェイズはエンジェルスの他の選手と勝負するのが理にかなっている。だけどオオタニへの投球を避けるのはちょっとダサい。彼はこのシリーズより前に8度しか敬遠されていない。投手からバリー・ボンズのような扱いを受け始めなければいいのだが」

 主砲マイク・トラウトが戦列から離れている今、相手チームに二刀流スターとの勝負を避ける選択肢が生まれている。ブルージェイズはものの見事に勝負を回避してきたが、他チームはどの様に対処してくるだろうか...。

構成●THE DIGEST編集部

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