現地8月1日、本拠地でのガーディアンズ戦に先発したアストロズのフランバー・バルデスがノーヒッターを達成。1四球のみ、打者27人の準完全試合だった。アストロズの投手の単独ノーヒッターは史上10回目(9人目)で、左投手としては初の快挙だった。
もともと制球力には定評のあるバルデスだが、この日は特に冴えていた。コンタクト能力と選球眼に定評のあるスティーブン・クワンや、マイルズ・ストローらにボール球を振らせるなど巧みな投球術が光り、4回までパーフェクト投球。5回先頭のオスカー・ゴンザレスには、8球粘られた末に四球を選ばれるものの、ウィル・ブレナンを併殺に打ち取って進塁を許さず。6回以降は再び1人も走者を許さない投球を続け、終わってみれば1四球のみの打者27人をわずか93球で片づけ、準完全試合で快挙を達成した。
なお、バルデスの前にアストロズで単独ノーヒッターを達成したのはジャスティン・バーランダーで、奇しくもこの日の試合に先立ってメッツからのトレードでチーム復帰が決まったばかり。キャリアで3度ノーヒッターを達成している大エースが、バルデスに幸運を運んできてくれたのかもしれない。
また、この試合でマスクをかぶったマーティン・マルドナードは、ノーヒッターをリードするのがこれで3度目。これはカルロス・ルイーズとジェイソン・バリテック(4回)に次ぐ歴代3位タイの記録となっている。
構成●SLUGGER編集部
もともと制球力には定評のあるバルデスだが、この日は特に冴えていた。コンタクト能力と選球眼に定評のあるスティーブン・クワンや、マイルズ・ストローらにボール球を振らせるなど巧みな投球術が光り、4回までパーフェクト投球。5回先頭のオスカー・ゴンザレスには、8球粘られた末に四球を選ばれるものの、ウィル・ブレナンを併殺に打ち取って進塁を許さず。6回以降は再び1人も走者を許さない投球を続け、終わってみれば1四球のみの打者27人をわずか93球で片づけ、準完全試合で快挙を達成した。
なお、バルデスの前にアストロズで単独ノーヒッターを達成したのはジャスティン・バーランダーで、奇しくもこの日の試合に先立ってメッツからのトレードでチーム復帰が決まったばかり。キャリアで3度ノーヒッターを達成している大エースが、バルデスに幸運を運んできてくれたのかもしれない。
また、この試合でマスクをかぶったマーティン・マルドナードは、ノーヒッターをリードするのがこれで3度目。これはカルロス・ルイーズとジェイソン・バリテック(4回)に次ぐ歴代3位タイの記録となっている。
構成●SLUGGER編集部
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