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「圧倒的なパフォーマンス!」藤浪晋太郎が“日本人投手最速”165.1キロを記録! 大谷翔平超えに米記者も熱狂「最高のリリーフ投手になれるだろう」

THE DIGEST編集部

2023.08.07

わずか9球で1イニングを終わらせた藤浪。165.1キロの日本人投手最速記録を塗り替えた。(C)Getty Images

 藤浪晋太郎(ボルティモア・オリオールズ)がついに同級生ライバル大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の記録を塗り替えた。

 現地8月6日、本拠地で開催されたニューヨーク・メッツ戦に4番手として8回にマウンドへ上がった藤浪は、1イニング(9球)を投げ、被安打0、無失点、2奪三振とパーフェクトピッチングを披露。さらに日本人投手最速となる102.6マイル(約165.1キロ)をも記録した。

【動画】ついに大谷超え!165キロを記録した藤浪の投球

 2点リードの8回に出番が回ってきた29歳は、先頭のピート・アロンゾを内角高めのカットボールで見逃し三振に仕留めた。勢いに乗った右腕は、DJ・スチュワートを2球で追い込むと、外角高めに102.6マイルの速球を投げ込み、空振り三振を奪った。さらにオマー・ナルバエズを遊飛に打ち取ると、球場のファンは沸いた。
 
 大谷翔平が保持していた日本人最速記録を1.9キロ上回った背番号14に元マイナーでプレーし、現在はポッドキャスト番組『Off ScRIPt』のホストを務めるライアン・リプケン氏は、「9球を投げ9ストライク。ほぼ完璧なイニングで、圧倒的なパフォーマンスだった!」と絶賛。そして「これがフジナミの実力だ。もっと安定した投球ができれば、球界最高のリリーフ投手になれるだろう」と期待を込めた。

 今季からメジャーに挑戦する藤浪。救援投手として現地での期待値も日に日に高まっているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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