米メディアで、盛んに山本由伸の名前が取り沙汰されている。老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は８月12日、今オフのニューヨーク・メッツの補強動向を探る記事を掲載。そのなかで、「はたしてメッツは、最高の投手のひとりを獲得できるのか」として、オリックスの山本を有力候補に挙げた。
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メッツはトレード期間に、マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーという２人の大物ベテラン投手を放出。その際にメッツのビリー・エプラーGMが、「2025年、2026年に優勝を狙うチームを目ざしている」と語っており、今オフにメッツは大物獲りに動かないとみられている。
ただ、同メディアは『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者のコメントを引用して、「それでもメッツは大物を獲得する可能性がある」と記し、その選手が24歳の山本かもしれないと伝えている。
エプラーGMは、WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で山本をチェックしていて、さらに日本に足を運んで山本を視察したとも言われている。
「ロサンゼルス・エンジェルスのショウヘイ・オオタニを除けば、ヤマモトは今オフに最も注目されるFA投手になるかもしれない」と同メディアは結んでいるが、いずれも現時点では憶測にすぎない。
ただ、アメリカの地で山本の名前が盛んに報じられているのは事実。今オフにどのような展開をみせるのかに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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