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MLB

大谷翔平が火を噴く弾丸二塁打放つも、エ軍は2試合連続11失点で完敗…借金「2」でWカード争いさらに厳しく

THE DIGEST編集部

2023.08.13

「2番・指名打者」でスタメン出場した大谷は6回に右中間フェンス直撃の二塁打を放った。(C)Getty Images

「2番・指名打者」でスタメン出場した大谷は6回に右中間フェンス直撃の二塁打を放った。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。6回に右中間フェンス直撃の二塁打を放つも、チームは2試合連続二桁失点を喫し、3対11で2連敗した。

 同じアメリカン・リーグ西地区のライバルであり、ワイルドカード争いでも6ゲーム差と、これ以上離されたくないエンジェルスだったが、この試合でも序盤から劣勢を強いられた。

 3回まで両チーム無得点が続いた4回裏、アストロズは二塁打と中安打で無死二、三塁にすると、3番ヨーダン・アルバレスの適時打で先制。なおも一、三塁で続くカイル・タッカーが右中間に突き刺す3ランホームランで、エンジェルスは一気に4点を失った。

 5回に1点を返したエンジェルスだったがその裏、先発のタイラー・アンダーソンが2アウト後に二塁打と連続四球で満塁のピンチを招くと、バッターは再びタッカー。今度は左適時打で1失点すると、フィル・ネビン監督はアンダーソンを諦めて降板。後を継いだドミニク・リオーネも勢いを止めることはできず2点を失い、点差は1対7に広がった。
 
 大谷は6回、相手先発J.P.フランスの前に2打席連続で空振り三振に倒れていたが、3球目のカットボールを捉えると、鋭いライナー性の打球は右翼フェンスを直撃。背番号17は快足を飛ばして一気に二塁まで到達した。MLB公式によると、打球速度118.3マイル(約190.3キロ)を記録するほど、目にも止まらぬ速さだった。この後、次打者の二ゴロで三塁まで進むと、マイク・ムスタカスの左犠飛で大谷は2点目のホームを踏んだ。

 5点ビハインドのエンジェルスは8回表、大谷の4度目の打席。2球目の速球をレフトへ弾き返した打球は高々と舞い上がり、あわやホームランかという弾道だったが、惜しくも左翼の好プレーでボールがグラブの中へ収まると、球場はため息に変わった。

 その裏、アストロズがさらに猛攻。連続安打で得点を重ね、2試合連続二桁得点に。9回表にエンジェルスはアンドルー・ベラスケスが意地のソロホームランをレフトスタンドに叩き込んだが、時すでに遅し。アストロズにコテンパンにやられたチームは11失点。借金「2」となり、無惨な姿を晒した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】118.3マイル!火を噴く打球を放った大谷翔平

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