現地8月13日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、6回に超特大の41号ソロホームランを放り込んだ。アメリカン・リーグ本塁打王を独走する一発は、見事チームを2対1の勝利に導いた。
9回には今季17個目の盗塁を決め、足でも魅せた大谷。13日時点で打率.305(同リーグ4位)、41本塁打(同リーグ1位)、84打点(同リーグ3位)と打撃三部門で三冠王を射程に捉える驚異的な成績を残している。
米球界を賑わす二刀流戦士の異例な数字にMLB公式サイト『MLB.com』が注目。アストロズ戦後、同サイトは「ショウヘイ・オオタニは三冠王の可能性があるのか?」と題した興味深い記事を配信した。
記事内では「エンジェルスは2014年以来となるプレーオフ出場権獲得を目指しているなか、オオタニには多くの個人タイトルが目標として迫っている。彼は2年ぶり2度目となるアメリカン・リーグMVPの圧倒的な最右翼候補である」と、大谷が置かれている現状を説明する。
そして、「彼は昨年アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が樹立した62本塁打のリーグ記録に迫るチャンスを掴んでいる」と前置きしたうえで、「さらに、トリプルクラウンもだ」と記し、大谷が過去メジャーで10人しか達成していない打撃三冠王の座に就く可能性を論じている。
最後にメジャーで三冠王を獲得したのは、2012年シーズンのミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)まで遡る。同メディアは「過去2シーズン、ジャッジとブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、マーセル・オズナ(アトランタ・ブレーブス)などを含め、何人かのスタースラッガーが三冠王を目指してきたが、彼らはあと一歩及ばなかった」と偉業に挑んだ大打者たちの歴史を振り返りながら、「オオタニの三冠王への挑戦は、今までとは少し違うかもしれない」と言及する。
ゆえに同メディアは、「オオタニは投手としても素晴らしい仕事をしており、それが彼の打撃面での功績をさらに印象深いものにしている」と指摘。加えて、「過去の三冠王10人のうち、そのシーズンに一度もマウンドに上がった選手はいなかった」と論じ、大谷が過去とは比べものにならない超ハイレベルなスラッガーだと強調している。
さらに、「オオタニが三冠王を獲れば、ア・リーグで7回目となる。逆にナ・リーグの選手が最後に三冠王を獲得したのは86年前、1937年のジョー・メドウィック(セントルイス・カーディナルス)だ」と付け加え、「ショウヘイ・オオタニのやることは、ほぼすべての歴史を作っており、それはこの二刀流スターの前例のないスキルが物語っている」と、最後は米球界で異彩を放つ日本人に賛辞を送っている。
メジャー6年目を迎え、投打で過去最高の数字を刻もうとしている大谷。前人未到の領域を開拓し続ける二刀流戦士は、今季いったいどんな数字を残すのか。話題は尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平がア・リーグ本塁打王を独走する41号
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9回には今季17個目の盗塁を決め、足でも魅せた大谷。13日時点で打率.305(同リーグ4位)、41本塁打(同リーグ1位)、84打点(同リーグ3位)と打撃三部門で三冠王を射程に捉える驚異的な成績を残している。
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記事内では「エンジェルスは2014年以来となるプレーオフ出場権獲得を目指しているなか、オオタニには多くの個人タイトルが目標として迫っている。彼は2年ぶり2度目となるアメリカン・リーグMVPの圧倒的な最右翼候補である」と、大谷が置かれている現状を説明する。
そして、「彼は昨年アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が樹立した62本塁打のリーグ記録に迫るチャンスを掴んでいる」と前置きしたうえで、「さらに、トリプルクラウンもだ」と記し、大谷が過去メジャーで10人しか達成していない打撃三冠王の座に就く可能性を論じている。
最後にメジャーで三冠王を獲得したのは、2012年シーズンのミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)まで遡る。同メディアは「過去2シーズン、ジャッジとブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、マーセル・オズナ(アトランタ・ブレーブス)などを含め、何人かのスタースラッガーが三冠王を目指してきたが、彼らはあと一歩及ばなかった」と偉業に挑んだ大打者たちの歴史を振り返りながら、「オオタニの三冠王への挑戦は、今までとは少し違うかもしれない」と言及する。
ゆえに同メディアは、「オオタニは投手としても素晴らしい仕事をしており、それが彼の打撃面での功績をさらに印象深いものにしている」と指摘。加えて、「過去の三冠王10人のうち、そのシーズンに一度もマウンドに上がった選手はいなかった」と論じ、大谷が過去とは比べものにならない超ハイレベルなスラッガーだと強調している。
さらに、「オオタニが三冠王を獲れば、ア・リーグで7回目となる。逆にナ・リーグの選手が最後に三冠王を獲得したのは86年前、1937年のジョー・メドウィック(セントルイス・カーディナルス)だ」と付け加え、「ショウヘイ・オオタニのやることは、ほぼすべての歴史を作っており、それはこの二刀流スターの前例のないスキルが物語っている」と、最後は米球界で異彩を放つ日本人に賛辞を送っている。
メジャー6年目を迎え、投打で過去最高の数字を刻もうとしている大谷。前人未到の領域を開拓し続ける二刀流戦士は、今季いったいどんな数字を残すのか。話題は尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
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