トロント・ブルージェイズの菊池雄星への賛辞が止まらない。

　現地８月15日、菊池はフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板し、被安打４、７奪三振、１失点と好投。２ー１でブルージェイズは勝利を収めたが、菊池は６回を終え１ー１の状況でマウンドを降りたため勝利はつかなかった。

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　６回１失点の菊池のピッチングを、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が絶賛した。カナダ放送局『Sportsnet』によると、指揮官は「努力して結果を出すのは素晴らしい。毎回、彼の投球を見ていると気分が良くなるね。本当に素晴らしいものを持っている」とコメントした。
  　また、米メディア『Sports Illustrated』は、「2022年にワールドシリーズに進出したフィリーズの強力打線を、キクチは完全にコントロールしていた。球界最悪の投手のひとりだったキクチは、わずか１年で最高の投手のひとりとなった」と伝えた。

　さらに「オールスター以降の後半戦、キクチは最高の先発投手であり続けている」とし、「シーズンの防御率を、去年の5.19から約２ポイントも下回る3.44まで下げている。四球率は12.8パーセントから6.9パーセントに下げ、クオリティースタートは昨シーズンの３倍になっている」と今シーズンの投球内容を高く評価した。

構成●THE DIGEST編集部

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