MLB

「まるで東海岸のエンジェルスだ!」歴史的連敗で大不振の名門ヤンキースに米記者も嘆き節… ファンは自虐、揶揄

THE DIGEST編集部

2023.08.24

ジャッジも9連敗の間は33打数5安打とバットは湿りがちだ。(C) Getty Images

 メジャー屈指の超人気球団がまさかの低迷に喘いでいる。

 ニューヨーク・ヤンキースは現地8月23日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に1-2で敗れ、9連敗を喫した。実に1982年以来、41年ぶりの屈辱となった。
 
 先発のロドンが6回1失点の好投を見せるも、打線が奮わず、わずか2安打に抑え込まれた。ア・リーグ東地区の最下位に低迷するヤンキースは現在60勝65敗と、ワイルドカード争いでも大谷翔平を擁するロサンゼルス・エンジェルスに続く7位と後れをとっている。

 この名門の体たらくに、現地メディア陣も嘆き節だ。データ分析会社『Codify Baseball』の公式ツイッターは、ナショナルズ戦の敗戦を受け、「ヤンキースは9連敗となった。ヤンキースがそれを行った最後のチームは1982年のチームだった。ヤンキースは1913年以来10連敗をしていない」と綴り、さらにはヤンキースのみが負け越しチームとなって最下位に甘んじていることを示す東地区の順位表を掲載し、「全くバカバカしいだけ」と嘆き節だ。

 また、大谷翔平を愛する『FOX Sports』のMLBアナリストのベン・バーランダー氏もやはり順位表を示しながら、「これは私が人生でヤンキースを見てきた中で最悪のものだ。私は31歳です」と綴ると、ファンからは様々な反応が見られ「幸せな日々だ!」「ああ助かった。質素なパンを少しでも食べられるのは良いことだ」「それは素晴らしいことじゃないですか?」「まるで東海岸のエンジェルスのようだ」と、皮肉や揶揄する声が多数寄せられている。

 昨季MVPのアーロン・ジャッジやサイ・ヤング賞候補のゲリット・コールなど、投打に多彩な人材を抱えるヤンキース。果たして、シーズン終盤戦に向けて巻き返しは見られるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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