『MLB』公式サイトは８月26日、「予想を上回る８人の選手」と題したトピックを公開し、そのうちのひとりにトロント・ブルージェイズの菊池雄星をピックアップした。

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　同サイトが用いたデータは、「FanGraphs」版のfWAR（メジャー最低レベルの選手と比べて、どれだけ多く勝利に貢献したかを示す数値）と、打者の場合はOPS（出塁率＋長打率）、投手の場合は防御率。それらの実際の成績と、成績予測システム「ZiPS」による数値を比較し、予想以上の成績を出している選手をピックアップする内容だ。
  　菊池は、fWAR「0.5」、防御率「4.49」の予測値に対して、実際にはfWAR「2.0」、防御率「3.52」といずれも上回る数値を出してる。同サイトは寸評で、「ハードヒット率は7.5ポイント、バレル率も6.3ポイント減少している。ブルージェイズの攻撃陣は期待に応えられていないが、キクチは非常に安定したローテーションの一員として、優れた成績を収めている」と評した。

　その他の７人には、コディ・ベリンジャー（シカゴ・カブス）、ブライソン・ストット（フィラデルフィア・フィリーズ）、ボビー・ウィットJr.（カンザスシティ・ロイヤルズ）、クリスチャン・イェリッチ（ミルウォーキー・ブルワーズ）、レーン・トーマス（ワシントン・ナショナルズ）、ブレイク・スネル（サンディエゴ・パドレス）、カイル・ブラディッシュ（ボルティモア・オリオールズ）を選んでいた。

構成●THE DIGEST編集部

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