巨人のエースが自ら先制適時打を放ったが、直後に身体の異変を訴えるアクシデントが発生した。

　９月９日、東京ドームで中日戦が実施された。電光掲示板には０が並ぶなか。均衡を破ったのは、この日先発の菅野智之（巨人）だ。５回２死二塁の場面で、菅野は髙橋宏斗のストレートを強打。セカンドがこの打球に何とか喰らいついたが、グラブで弾いてしまいもたついた。その間に、二塁走者が生還し、自ら１点を挙げた。

【動画】自らのバットで決めた！菅野の先制適時打をチェック

　これには中継配信『DAZN』の公式X（旧ついた）は、「ジエンゴこそエースの証」と称えている。だが喜びも束の間で、直後33歳の右腕にアクシデントが襲い掛かった。
  　６回マウンドに向かった菅野は、投球練習を開始するも、すぐに右手人差し指を気にする仕草を見せた。顔をしかめるようにベンチ裏へと下がり、治療を受けて再びマウンドへ。状態を見るように２球投球練習した後、すぐにルーキーの船迫大雅にマウンドを譲った。

　６回裏に丸佳浩の一発と、代打・秋広優人の２点タイムリーで突き放すと、７回に門脇誠の本拠地初アーチが飛び出し、５対０で勝利した。

構成●THE DIGEST編集部

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