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MLB

「戻りたかった」復帰断念トラウトが涙を堪えながら今季を回顧。「春になればエンジェルスのユニホームを着る」と来季の見通しにも言及

THE DIGEST編集部

2023.09.26

怪我の影響で今季は82試合の出場にとどまったトラウト。(C)Getty Images

怪我の影響で今季は82試合の出場にとどまったトラウト。(C)Getty Images

 あふれ出る感情を抑えられなかった。

 左手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、今季中の復帰を断念したロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトは現地9月25日、テキサス・レンジャーズ戦前のメディア取材に応じて今季を回顧した。MLB公式サイトによると、「イライラしている。今は良くなったけど戻りたかった。本当につらい」と涙を堪えながら現在の心境を明かしたという。

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 契約があと7年残っているが、現地ではトレード移籍の可能性も噂されている。来季の見通しや球団との話し合いについて聞かれると、「ここ13年間ずっとしてきたことだ。オフシーズンに入れば心を整理し、春にはエンジェルスのユニホームを着る」と答え、「毎オフ、フロントオフィスと話し合う。それは何も変わっていない」と強調している。

 左手の怪我に関しては、「今回が一番大変だった」と話しており、「早く復帰するためにできることをすべてやった」と振り返りながらも、「(8月22日のシンシナティ・レッズ戦で復帰したのは)少し早かったかもしれない」とコメントした。今季の結果に悔いを滲ませつつ、「仲間と一緒にプレーしたかった」とチームメイトへの思いも明かしていた。
 
 さらに、エンジェルスを率いるフィル・ネビン監督については、「僕はフィルが大好きだし、彼のもとでプレーするのが大好きだ」と語り、「選手の面倒見がいいし、チームのためにベストを尽くすことを望んでいる。彼がどれだけ僕たちのことを気にかけてくれているか、僕は知っている」と続けて指揮官への厚い信頼を示していた。

 MVP3度と輝かしい実績を誇るトラウト。しかし、今季は82試合の出場にとどまり、打率.263、18本塁打、44打点、OPS.857という数字に終わった。来季に再び“頼れる主砲”の姿が見られることを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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