専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「ひとつはショウヘイ・オオタニの退団」エ軍ファンが今オフに直面するかもしれない「3つの最悪のシナリオ」を地元専門メディアが列挙

THE DIGEST編集部

2023.09.30

今オフにFAとなる大谷は、エンジェルスを退団するのだろうか。(C)Getty Images

今オフにFAとなる大谷は、エンジェルスを退団するのだろうか。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は9月28日、「エンジェルスのファンが、今オフに直面するかもしれない3つの最悪のシナリオ」と題した記事を配信した。

【PHOTO】久々の生大谷にファン歓喜!今季残り試合の欠場を発表した大谷翔平が笑顔でベンチに登場!

「開幕前、エンジェルスのファンはシーズンに期待を膨らませていたが、蓋を開けてみれば悪夢となった。チームはプレーオフ出場を目指して全力を尽くしたが、完全に崩壊してしまった」と今季の出来を振り返ったうえで、「このような事態は、今オフにさらに悪化する可能性ある」として、ストーブリーグで直面するかもしれない「3つの最悪のシナリオ」をまとめている。

 ひとつ目は、大谷の退団だ。「オオタニはフリーエージェンシーが始まった瞬間に勝利を求めて退団し、ロサンゼルス・ドジャースやシアトル・マリナーズのようなチームに行ってしまう可能性がる。そしてエンジェルスがオオタニと引き換えに受け取るのは、代償としての指名権だろう。まさに悪夢の状況だ」
 
 2つ目は、マイク・トラウトが退団するシナリオ。「オオタニが退団したとしよう。その時、トラウトは何を思うのだろうか。トラウトに“ここで勝てる”と思わせる要素は何なのだろうか。それはほとんどないだろう。少し前に『春にはエンジェルスのユニホームを着ている』と語ったが、意見が変わる可能性はある。とくにオオタニがいなくなった後ならなおさらだ」

 最後のシナリオは、(オーナーの)アート・モレノが「FAで大物を獲ろう」と言い出しすことだ。「これまでエンジェルスはチーム全体の戦力を底上げするのではなく、FAによる大物獲得を優先してきた。トラウトやオオタニ、そしてアンソニー・レンドーン。ビッグネームの獲得には夢があるが、最近のエンジェルスに限っては勝利に結びついていないのが現状だ」

 こうしたシナリオを列挙した同メディアは、「ファンが懸念するのはこの3点だ。そのうち、どれかが実現するかもしれない。しかし、全162試合のシーズンに耐えられるチーム作りに焦点を当て、シーズンに臨むのが最善の策だろう」とまとめている。はたしてエンジェルスはどのような動きを見せるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「大谷がMVPなんてあり得ない!」米識者の発言にファンは「史上最悪の見解」と猛反発!「受賞に値しない」とした言い分とは?

【関連記事】川上憲伸氏、打者専念の大谷翔平は“70本”狙えると指摘! 今季ベストHRには「わざわざ逆方向へ」運んだ21号を選出

【関連記事】大谷翔平の争奪戦は“ロサンゼルス対ニューヨーク”?「ドジャースは有力候補だが、メッツも排除できない」「ヤンキースは…」米名物記者が予想

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号