大谷翔平がロサンゼルス・エンジェルスのチームMVPに加えて、米野球専門誌『Baseball America』による2023年シーズンのMVPに選出された。
【動画】チームMVPの表彰式に登場した大谷翔平をチェック!
同誌は、「2021年にショウヘイ・オオタニがベースボール・アメリカのMVPに選ばれたのは、不可能だと思われていたことが実現可能だと証明したからだ。その2年後、オオタニは右肘と脇腹を負傷してシーズンの最終月をほぼ欠場したにもかかわらず、2021年と2022年シーズンを上回る成績を収めた」とMVP選出の理由を説明した。
大谷は打者として、本塁打44本でア・リーグのホームラン王に輝き、打率.304、打点95、盗塁20。出塁率.412と長打率.654はリーグトップで、OPS(出塁率+長打率)1.066はMLB1位だった。マウンドでは132イニングを投げて10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録。対戦相手の安打率はわずか.184で、少なくとも100イニングを投げた投手の中でリーグ最高の数値を出している。
「オオタニは野球界で最も危険な打者であると同時に、リーグで最も打つのが難しい投手で、これまで誰も達成したことがないレベルの支配力を持っていた。前例にとらわれない超越的なシーズンを送ったオオタニは、2023年の最優秀メジャーリーガーだ」
同誌は1998年から両リーグを通じて1人のMVPを選定。大谷は2021年以来2度目の選出となった。同誌のMVPを2回以上獲得したのは、バリー・ボンズの3回(2001、03、04年)、アレックス・ロドリゲスの3回(2000、02、07年)、マイク・トラウトの4回(2012、13、16、18年)に次いで、大谷が4人目だった。
大谷は10月1日にエンジェルスのチームMVPにも選ばれており、これで2つ目の栄冠を手にした。BBWAA(全米野球記者協会)によるMVPは、現地11月16日(日本時間17日)に発表される予定で、大谷はア・リーグの最有力候補と見られている。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷は打者として、本塁打44本でア・リーグのホームラン王に輝き、打率.304、打点95、盗塁20。出塁率.412と長打率.654はリーグトップで、OPS(出塁率+長打率)1.066はMLB1位だった。マウンドでは132イニングを投げて10勝5敗、防御率3.14、167奪三振を記録。対戦相手の安打率はわずか.184で、少なくとも100イニングを投げた投手の中でリーグ最高の数値を出している。
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同誌は1998年から両リーグを通じて1人のMVPを選定。大谷は2021年以来2度目の選出となった。同誌のMVPを2回以上獲得したのは、バリー・ボンズの3回(2001、03、04年)、アレックス・ロドリゲスの3回(2000、02、07年)、マイク・トラウトの4回(2012、13、16、18年)に次いで、大谷が4人目だった。
大谷は10月1日にエンジェルスのチームMVPにも選ばれており、これで2つ目の栄冠を手にした。BBWAA(全米野球記者協会)によるMVPは、現地11月16日(日本時間17日)に発表される予定で、大谷はア・リーグの最有力候補と見られている。
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