ロサンゼルス・エンジェルスの後任監督を巡る噂が話題だ。

　現地10月２日、今季チームを率いたフィル・ネビン監督の退任を発表したエンジェルスは、後任選びに着手している。米紙『New York Post』のニューヨーク・メッツ番記者、マイク・プーマ氏によると、メッツの監督を退任したばかりのバック・ショーウォルター氏が、早くもこのポジションに興味を示しているという。

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　ニューヨーク・ヤンキース、ボルティモア・オリオールズなど５球団で指揮を執り、４球団で最優秀監督賞に輝いた経験を持つショーウォルター氏。2021年オフから監督に就任しているメッツでは、１年目に101勝を積み重ね、自身４度目の最優秀監督賞を受賞したが、２年目の今季は地区４位に沈み、契約期間１年を残しての退任となっていた。
  　現地５日、自身のX（旧ツイッター）を更新したプーマ記者は、「関係者によると、ショーウォルター氏がエンジェルスの監督職に興味を示し、面談を受けようとしている」と報道。「ペリー・ミナシアンGMが契約最終年のため、業界内で魅力的な仕事とはみなされていない。ただ、ショーウォルター氏は監督になりたいようだ」と続けられている。

　これを受け、MLBの移籍情報を主に扱う『MLB Trade Rumors』は、「相互に関心があるか不明だが、少なくとも、これほど長く優れた実績を持つベテランとの話に前向きだと想像する人はいるだろう。低迷チームを立て直す手腕があるため、８年連続で負け越している球団にとってはとくに魅力的な監督だ」と伝えた。

　14年を最後にプレーオフ進出を逃し続けているエンジェルス。はたして来季は誰が指揮を執るのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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