ミネソタ・ツインズの前田健太は、ヒューストン・アストロズとの地区シリーズで初戦と第３戦目に登板。主に先発登板したレギュラーシーズンとは異なる中継ぎとして、与えられた役割を全うした。アストロズに敗れて2023年シーズンを終えた前田は球団との契約が満了を迎えたため、新天地を探す立場となっている。
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　そんななかシンシナティ・レッズの情報を扱う米メディア『Blog Red Machine』は、「今オフに獲得すべき選手」に今季６勝をマークした前田の名前を挙げた。「ツインズのケンタ・マエダは、今オフにレッズの注目を集める可能性がある」と記し、「他にも優れた投手がいるだろうが、マエダは質の高い投球ができる。４～５番目のスターターとしてぴったりだ」と評している。
  　さらに、「速球は90マイル前半ながら、チェンジアップやスライダーを組み合わせて打者を打ち取る」とベテラン右腕の投球術に触れ、「レッズのローテーションは若い投手が多く、ベテランのスターターが加えれば大きな恩恵を受けるだろう」との見解も加えている。

　MLBではロサンゼルス・ドジャースとツインズで通算65勝をマークし、右肘故障という苦境も乗り越えた。今回のトピックのように、高いパフォーマンスを維持して円熟味が増す前田を求める球団は少なくないはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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