ロサンゼルス・エンジェルスの専門メディア『Halos Today』は10月22日、チームの2024年シーズンの陣容に関する記事で、大谷翔平とオリックスの山本由伸に触れた。

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「エンジェルスのオフシーズンは、すべては二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニの去就から始まる。それからロスターをどう構築するのか考えなければならない。いずれにせよ、重要なのは先発ローテーションだ。そこには明確なニーズがある」と記事を書き始めた同メディアは、「もし獲得できれば、非常にチームに役立つ選手がいる」として山本の名前を挙げた。
  「ヤマモトは真のスーパースターで、その投球内容はMLBでも通用するだろう。日本で投げている時のように、圧倒的な活躍を見せてくれるはずだ」と日本人右腕への期待を記し、続けて「もしヤマモトを獲得できれば、オオタニの残留に役立つかもしれない。エンジェルスが“勝てるチーム”を作るために真剣に取り組んでいると、オオタニに知らせる可能性があるからだ」と、大谷の残留に影響を与えるかもしれないと示唆した。

　しかし同メディアは、「メッツやヤンキース、ドジャースのような球団を相手に入札で上回れる可能性は低い」と、MLBの10数チームが獲得を望んでいると言われる山本を獲得するのは難しいと認識している。それでも「エンジェルスは正当な評価を山本側に送ることは可能だ。エンジェルスであればエースの座に収まることができるし、チームとともに成長していく時間は十分にある」と、エンジェルスと山本の契約成立に一縷の望みを託した。

構成●THE DIGEST編集部

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