10月26日に行われたドラフト会議で、ヤクルトが西舘昂汰（専修大）を外れ１位で指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

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【名前】西舘昂汰（にしだて・こうた）
【生年月日】2001年６月９日（22歳）
【出身地】福岡県
【身長／体重】188cm／92kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】筑陽学園高→専修大
  　同じ西舘でも、巨人に１位指名された西舘勇陽（中央大）とはタイプが異なる。打者のタイミングを外す二段モーションや、長い手足から繰り出す最速152キロのストレートとスライダーが武器の右腕だ。

　筑陽学園高時代も甲子園に２度出場し、当時もドラフト候補に挙がっていたものの、球速がいまひとつだったことからプロ志望届は見送った。大学では１年秋からリーグ戦デビューを果たすも伸び悩みが続いたが、３年秋に主力に成長。完封勝利を含む３勝で二部優勝に貢献し、駒沢大との入れ替え戦でもフル回転するなど、馬力には定評がある。

　昨年、ロッテのドラフト１位指名を受けた菊地吏玖は大学の先輩。リーグこそ異なるが、プロの舞台でも“先輩後輩対決”に期待したい。

構成●SLUGGER編集部

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