11月2日、『SMBC日本シリーズ第5戦』が甲子園球場で開催され、阪神が6対2でオリックスに勝利し、38年ぶり日本一に王手をかけた。
2勝2敗で迎えたこの日、先制点を挙げたのはオリックスだ。4回2死からゴンザレスが、大竹耕太郎の142キロの速球を完璧に捉えた。打った瞬間それと分かる一発で、高々と夜空に舞い上がった打球は、左中間席に飛び込んだ。
【PHOTO】華麗な歌とダンスで球場を彩るオリックス・バファローズ公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」!
阪神はさらに7回にも追加点を許す。2死一塁の場面で、森友哉をセカンドゴロに打ち取ったように見えた。だが二塁の中野拓夢が後逸、立て続けに右翼の森下翔太もボールを捕球できず、まさかのダブルエラーで、1点を献上した。
阪神に反撃のチャンスが訪れたのは8回だ。2番手・山崎颯一郎から木浪聖也が内野安打を放つと、エラーも絡み無死二塁のチャンスを招く。糸原健斗がヒットで繋ぎ一、三塁とすると、近本光司が適時打で1点を返した。
このピンチにオリックスは宇田川優希をマウンドに送るも、阪神は森下、大山悠輔の連続タイムリーで逆転に成功。さらに4番手・阿部翔太から坂本誠志郎の2点タイムリーを挙げ、6‐2と一気に突き放した。
9回に岩崎優が3人でピシャリと抑え、試合を終わらせた。1日休養日を挟み、第6戦は舞台を京セラドーム大阪に移し、4日に行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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