11月4日、京セラドーム大阪に舞台を戻して、日本シリーズ第6戦が行われた。オリックスが2勝に対して阪神が3勝と王手をかけて迎えた対決は、5対1でオリックスが勝利し、逆王手をかけて最終第7戦に突入することとなった。
【PHOTO】華麗な歌とダンスで球場を彩るオリックス・バファローズ公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」!
オリックスの先発は山本由伸、阪神は村上頌樹。ともに第1戦に先発した投手同士の顔合わせとなった。この時は村上に軍配が上がったが、この日も先行したのは阪神だった。初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回は1死から5番ノイジーに初球を打たれて先制弾を献上してしまう。さらに山本はその後も連打を食らって満塁のピンチを招くも、ここは気迫の投球で最少失点で切り抜けた。
その裏、オリックスはゴンザレスのセンター前ヒット、杉本裕太郎のスーパーリングに当たるエンタイトルツーベースで無死二、三塁と好機を作って反撃。若月健矢のタイムリー、中川圭太の犠牲フライで2対1と逆転に成功する。
山本は回を重ねるごとにギアを上げ、大事なところで三振を奪う絶妙なピッチングで、ゼロを積み上げ続ける。その間に味方は5回に紅林弘太郎の2ラン本塁打、8回には頓宮裕真のソロ弾で点差を4点まで広げ、エースを援護する。
阪神も6回から西勇輝を投入するなど、球団2度目の日本一に向けて執念を見せるも、この日は山本がすごすぎた。8回は2三振を含む三者凡退、9回も1人ランナーを出しながらも後続を断ち、日本シリーズ最多記録を更新する1試合14奪三振目を奪う圧巻の完投勝利。自身初の日本シリーズ白星を手にするとともに、チームに逆王手をもたらした。
いよいよ日本シリーズは明日の第7戦で決着する。
構成●SLUGGER編集部
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オリックスの先発は山本由伸、阪神は村上頌樹。ともに第1戦に先発した投手同士の顔合わせとなった。この時は村上に軍配が上がったが、この日も先行したのは阪神だった。初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回は1死から5番ノイジーに初球を打たれて先制弾を献上してしまう。さらに山本はその後も連打を食らって満塁のピンチを招くも、ここは気迫の投球で最少失点で切り抜けた。
その裏、オリックスはゴンザレスのセンター前ヒット、杉本裕太郎のスーパーリングに当たるエンタイトルツーベースで無死二、三塁と好機を作って反撃。若月健矢のタイムリー、中川圭太の犠牲フライで2対1と逆転に成功する。
山本は回を重ねるごとにギアを上げ、大事なところで三振を奪う絶妙なピッチングで、ゼロを積み上げ続ける。その間に味方は5回に紅林弘太郎の2ラン本塁打、8回には頓宮裕真のソロ弾で点差を4点まで広げ、エースを援護する。
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