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ヌートバーを侍Jに導いた水原一平通訳がドジャースで再現!? 獲得狙うレイズ右腕のインスタに米注目「イッペイがフォローしている!」

THE DIGEST編集部

2023.12.13

ヌートバー(中央)の侍J入りを打診した水原通訳(右)。当時、大谷(左)と一緒に唯一のアメリカ国籍の俊英をチームに馴染ませるうえで一役買った。(C)Getty Images

ヌートバー(中央)の侍J入りを打診した水原通訳(右)。当時、大谷(左)と一緒に唯一のアメリカ国籍の俊英をチームに馴染ませるうえで一役買った。(C)Getty Images

 新天地で早くも敏腕を発揮しているようだ。

 ロサンゼルス・ドジャースは現地12月11日、ロサンゼルス・エンジェルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平と10年総額7億ドル(約1018億円)で契約合意したと正式に発表した。

 また、チームはエンジェルスで大谷の通訳を担う水原一平通訳とも契約を締結したと発表。メジャーデビューから二人三脚で歩んできた、大谷にとって欠かせない相棒もドジャース入団が内定。11年連続プレーオフに進出している名門球団でのタッグ結成が実現した。

 そして水原氏のドジャース加入は、意外なところでも注目されている。同氏はドジャースが獲得に関心を示しているタンパベイ・レイズの右腕タイラー・グラスノー投手のインスタグラムを早速フォロー。まるで「大谷と一緒にドジャースでプレーしよう」と勧誘するような動きを見せている。

 同通訳の見逃せない行動に、地元記者は気が気でないようだ。レイズ番記者を長年務めるマーク・トプキン氏は自身のX(旧ツイッター)に「グラスノーの獲得に興味を持っている球団は、やはりドジャースが最も有利なようだ」と投稿。続けて、「オオタニの通訳であるイッペイ・ミズハラがインスタグラムでグラスノーをフォローしているからだ」と綴っている。
 
 メジャー8年目を迎えたグラスノーは、今シーズン自己最多の120イニングを投げ、10勝7敗、防御率3.53、162奪三振をマーク。レイズ先発陣に欠かせない30歳は、来年のオフシーズンにFAとなる。ドジャースの他にも、シンシナティ・レッズ、シカゴ・カブス、エンジェルスなど「複数球団が獲得に興味を持っている」とされ、トレードが噂されるほど注目されている右腕だ。

 新天地ドジャースで、早くも黒子として活躍している水原氏。同氏は過去にも通訳の枠を超え、SNSを通じて球団と選手の橋渡しをした実績がある。その最たる例が、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパン初の日系人として世界一に貢献したラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)の代表メンバー入りだ。
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