今オフ、ロサンゼルス・ドジャースに大谷翔平、山本由伸が加入し、２人の大物日本人プレーヤーが同じユニホームに袖を通すこととなった。「二刀流」で米球界を席巻してきた大谷、そして、NPBで高い実績を残し、メジャーでもすでにトップクラスとの評価も伝えられる山本が、同じ球団に所属するインパクトは現在も米国内で消えてはいないようだ。

【WBC PHOTO】侍ジャパンを更なる高みへと導く“令和の怪物”、佐々木朗希を特集！ 　ドジャース専門サイト『Dodgers' Way』では、来季より本格的にスタートとなる２人の「共闘」がチームにどんな影響を及ぼすのか、さらに、次なる大物日本人獲得の実現にも期待を寄せている。

　現地時間12月25日配信となったトピックにおいて、同メディアは今オフ、大谷、山本との契約では巨額が投じられ、さらにトレードでタイラー・グラスノーも獲得したドジャースの補強に物議を醸す声も挙がっているとしながらも、「ドジャースファンにとっては喜ばしいこと」と主張。続けて、2024年シーズンオフの補強について「さらに猛威を振るうかもしれない」と予見している。

　同メディアは、大谷の2025年シーズンのマウンド復帰を見据えながら、「史上初めて、日本人スーパースター２人が同じロースター、同じローテーションに加わることとなった。このようなことは、2000年のデトロイト・タイガースでヒデオ・ノモとマサオ・キダが同じローテーションに入った時以来である」と指摘。日本人先発投手が並び立つことが「あり得ないと思われていた」と振り返っている。

　その上で、千葉ロッテの佐々木朗希の名前を挙げ、「３人目のメガタレントとして、ササキが加わっても不思議には思わないだろう」と論じている。

　これまでも、すでに米球界関係者のスカウトが行なわれており、今オフには球団にポスティングを要請したとも報じられた佐々木の、未来のドジャース入りに同メディアは言及。まだ22歳であり、マイナー契約からのスタートとなる“25歳ルール”に抵触することから、来オフでのメジャー移籍の可能性は低いとしながらも、大谷、山本の加入で「現在のドジャースで、スポットライトを浴びたいと感じるかどうか」などと期待を寄せている。

　他にも、「彼には、自分の道を切り開くつもりもあるのかもしれない」と来シーズン終了後での佐々木の米球界入りの可能性に見解を示している。いずれにしても、他チームが羨むような日本人の主力選手を揃えたドジャースが、多くのプレーヤーから注目されるチームとなったことは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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