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シアトル伝説左腕が激白! 米殿堂入りが確実視されるイチローの“意外な姿”を元同僚が目撃「6球連続でボールを直撃させたんだ」

THE DIGEST編集部

2025.01.21

米殿堂入りが確実視されているイチロー氏。マリナーズ時代の元同僚が驚きのエピソードを告白した。(C)Getty Images

 来る現地1月21日(日本時間22日)、2025年の米野球殿堂入りが発表される。今年はオリックスやシアトル・マリナーズなどで活躍し、日米通算4367安打をマークしたイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)が史上2人目となる満票選出に期待がかかっている。

 1月16日にひと足早く日本のプロ野球殿堂入りが発表され、同氏は有効投票349票中323票を獲得。18年の松井秀喜氏、金本知憲氏以来となる史上7人目の有資格1年目での快挙を飾った。

 日米ダブル殿堂入りが注目される世界の安打製造機には、元同僚から驚くべき伝説が語られている。マリナーズ時代にイチロー氏、佐々木主浩氏と同僚で、メジャー通算269勝を挙げた殿堂入り左腕のジェイミー・モイヤー氏はMLB専門局『MLB Network』のラジオ番組『SiriusXM』に出演。かつてのチームメイトである天才バッターについて、「隠れたパワーの持ち主だったよ」と懐かしそうに振り返っている。
 
 MLB最年長勝利記録(49歳150日)を保持しているレジェンド左腕は番組内で、「マリナーズの本拠地であるセーフコフィールド(現在はT-モバイルパーク)には、『Hit It Here Cafe』というレストランがあるんだけど、イチローはお店のガラスに6球連続でボールを直撃させたことがあるんだ」と驚きのエピソードを明かした。

 同氏は「マリナーズで10年以上プレーしたけど、今まで見たことない光景だったよ」と興奮を隠せず、シーズン歴代最多262安打の記録を持つイチロー氏のパワフルな姿を証言した。

 モイヤー氏は1996年途中からマリナーズで11年間過ごし、通算145勝を挙げた。一方のイチロー氏は94年にプロ野球史上初となるシーズン200安打超えを果たし、7年連続で首位打者に君臨するなどNPBで輝かしい実績を残し、2000年オフにポスティングシステムを利用してマリナーズに移籍。MLB1年目に首位打者、盗塁王、新人王のタイトルを獲得し、チームもMLBタイとなるシーズン116勝を記録する快進撃をみせ、4年ぶりとなる地区優勝を成し遂げた。今でもこの記録は破られておらず、モイヤー氏とイチロー氏は投打の主軸として伝説となっている。

 殿堂入りが確実視されているイチロー氏。その発表に先立ち、稀代のヒットマンに関する様々な逸話が聞こえている。

構成●THE DIGEST編集部

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