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「手術から復帰できれば…」右肩負傷で行き先決まらぬ“韓国の至宝”。MLB公式が移籍を勧める球団とは?「より脅威になるだろう」

THE DIGEST編集部

2025.01.21

パドレスからFAとなっているキム・ハソン。(C)Getty Images

 韓国プロ野球で2年連続のゴールデングラブ賞を獲得するなど活躍し、2021シーズンからはMLBに挑戦しているキム・ハソン。"韓国の至宝"と呼ばれる逸材は、昨年8月に右肩を負傷し、今オフにはサンディエゴ・パドレスとの契約が満了した。
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 現在も移籍先が決まっていないなかで、MLB公式サイト『MLB.com』は、韓国人プレーヤーの移籍先の「最適なチーム」として、サンフランシスコ・ジャイアンツを指名。「ウィリー・アダメスとジャスティン・バーランダーの加入にもかかわらず、ジャイアンツは依然としてナショナルリーグの強豪に遅れをとっている」と現状を説明している。

 現地報道によれば、昨シーズン終了後に手術を行ない、復帰は5月頃と新シーズン開幕には間に合わないという。そんな中で『MLB.com』は、回復後にジャイアンツの即戦力となると考えているようだ。

「右肩の手術から復帰できれば、二塁の弱点を補い、ナ・リーグのワイルドカード争いでサンフランシスコがより脅威になるだろう」

 またジャイアンツは今季、内野手タイラー・フィッツジェラルドの遊撃から二塁へのコンバートが想定されている。しかし、同メディアは「今後の活躍には懐疑的に見る理由がある」として、こう続けている。

「彼は昨シーズンの最後の36試合でわずか1本塁打、OPS.592しか打てず、最も信頼されている予測システムである『Steamer』は、彼が2025年には平均以下の打者になると予想している」

 二塁手の層を厚くしたいジャイアンツとしては、長期離脱から復活を期す29歳の獲得を検討するかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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