ロッテの佐々木朗希が現地１月22日（日本時間23日）、ロサンゼルス・ドジャースと正式契約を交わし、本拠地のドジャー・スタジアムで入団会見を行なった。注目の背番号は「11」に決定し、憧れの舞台へ第一歩を刻んだ。
【画像】ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希！ユニホームを身に纏い行われた入団会見を厳選ショットでお届け！

　一昨年、大谷翔平がドジャース入団会見を発表した時と同じような特設ステージに登壇した佐々木は多くの日米メディアが見守るなか、「ロサンゼルスの街全体が大変な時に、このようにたくさんの皆さんにお集まりいただき、ありがとうございます。そして会見を開いていただいたドジャースの皆様に感謝申し上げます。今日、こうしてドジャースのユニホームに袖を通してみて、あらためてここでプレーするんだと身が引き締まる想いです」と挨拶。ロサンゼルス市内を襲った大規模な山火事被害に見舞われた被災者への気遣いをみせ、「どの球団も魅力があったが、いろんな話をしたうえで総合的にドジャースが一番良かったです」と名門球団への移籍を決断した理由を明かした。
  　会見終了後、佐々木はMLB専門局『MLB Network』のインタビューを受けた。そのなかで、子供の頃に憧れていた選手について質問されると「田中将大（現在は巨人）選手です」と答えた。故郷である東北の仙台市を本拠地にする楽天イーグルスで活躍し、2013年オフにはメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースに移籍してMLB通算78勝を挙げた右腕への憧れを口にし、笑みを浮かべた。

　他にも23年のWBC以来チームメイトとなる大谷、山本由伸とどんな会話をしたのか聞かれると、「去年２人ともドジャースに来て１年目のシーズンだったと思うので、その中でどう感じたか、どんなところが良かったとか。そういう話をしました」と、先輩との貴重なエピソードを明かした。

　米国内で早くも注目の的となっている佐々木。日本が誇る怪物ルーキーへの関心は、まだしばらく続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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