ロサンゼルス・ドジャースはブルペン陣の強化を進めており、かつてファンの間で人気を博した元ドジャースのクローザー、ケンリー・ジャンセンがチーム復帰に興味を示していることが明らかになった。米スポーツサイト『The Sporting News』が現地時間22日に報じた。

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　同メディアによると、ジャンセンは米メディア『TMZ Sports』のインタビューで『ドジャースに戻りたい気持ちはある。どうなるか分からないけど、フリーエージェントだからね』と語り、ドジャースへの復帰に前向きな姿勢を示した。

　かつてリーグ屈指のクローザーのひとりであったジャンセンは、依然としてフリーエージェント(FA)市場でトップクラスのリリーフ投手のひとりだ。オールスターに4度選出され、過去2シーズンはボストン・レッドソックスで56セーブを記録している。
  　37歳となったジャンセンは、全盛期ほどの輝きはないかもしれないが、15年のMLBキャリアで防御率2.57、447セーブを記録し、レッドソックスでも防御率3.44という好成績をマークしている。

　米スポーツ界のデータを集計、分析する専門サイト『SPOTRAC』によれば、ジャンセンには１年契約で約1470万ドル(約23億円)の市場価値があると予測されている。『The Sporting News』は「この金額は、プレーオフ進出を狙うチームが、経験豊富なクローザーに支払う金額としては妥当な範囲であり、ジャンセンはリーグで最も強力なブルペンをさらに強化するための貴重な戦力となる」と分析した。

　はたして、ジャンセンはドジャースに復帰することができるのだろうか。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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