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エンジェルスが元首位打者のオールスター出場選手と、驚愕のマイナー契約「31歳の遊撃手は有望だったキャリアをふたたび活性化させたい」

THE DIGEST編集部

2025.01.24

エンジェルスとのマイナー契約が報じられたアンダーソン。(C)Getty Images

エンジェルスとのマイナー契約が報じられたアンダーソン。(C)Getty Images

 地元メディアも驚く契約をロサンゼルス・エンジェルスが実現させたようだ。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が、エンジェルスは前マイアミ・マーリンズのティム・アンダーソンとマイナー契約を結んだとXで伝えた。

 米誌『Sports Illustrated』でエンジェルスを担当するノア・カムラス記者は、「驚きの契約だ。31歳のアンダーソンは、かつて有望だったキャリアをヘイローズ(エンジェルスの愛称)でふたたび活性化させたいと考えてる」と、アンダーソンとの契約を報じている。

「シカゴ・ホワイトソックスに在籍していた2019年に打率.335で首位打者のタイトルに輝き、21年、22年に連続でオールスターに選出された有望株は、しかし、突如として成績を下降させた。23年は123試合で打率.245、出塁率.286、長打率.296、本塁打はわずかに1で、OPS.582。マイアミ・マーリンズでプレーした24年は出場65試合で打率.214、出塁率.237、長打率.226、本塁打0、OPS.463と、さらに悪い成績を残した」

 キャリアを急下降させたアンダーソンに手を差し伸べたのがエンジェルスだった。

「アンダーソンとの契約はウインターミーティング以降で、エンジェルス最大の動きだ。99敗の24年を払拭したいチームにとって重要な補強となる。主に遊撃手だったが二塁手としても期待できる」

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 また、エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』もアンダーソンとの契約の話題に飛び付き、「人気が落ちている選手を低リスクで獲得しようとしている」と伝えた一方、「2度のオールスター出場選手は過去2シーズンで-1.6のfWARを記録。今オフのFA野手のなかで、これよりも低いのは2人しかいない」と近年の低調を指摘した。

 それでも、「春季キャンプでは、25年シーズンを通してチームに切望されている内野手の厚みをもたらす実力を示してくれるかもしれない。ロン・ワシントン監督は守備の指導に定評がある」と期待を込めている。

構成●THE DIGEST編集部

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