2024年のワールドシリーズ開幕投手で、今オフにロサンゼルス・ドジャースからFAとなったジャック・フラハティの去就が決まらない。ワールドシリーズで対戦したニューヨーク・ヤンキースの地元紙『New York Post』は、「フラハティは各球団が関心を示していないので困惑している」と報じた。

「電話が鳴るのを待つのは、誰も好きではない。それはワールドシリーズのチャンピオンでもそうだ。29歳のフラハティはデトロイト・タイガースとドジャースで計13勝７敗、防御率3.17のシーズンを終えたばかり。しかし、25年の契約を手にしていない」

　現地１月23日に米ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したフラハティは、「私は待っている。ただプレーがしたいだけなんだ」と語り、同紙も「なぜ契約できないのか分からない」と伝えている。

【画像】ドジャースと契約を結んだ佐々木朗希、入団会見の厳選ショット
  　フラハティは、「優勝したい球団は一定数あるが、それぞれが現状のメンバー構成を見て、それで十分だと満足している。そうしたチームは、ただプレーオフに出場したいだけなんだと思う。“ワールドシリーズで勝つ”のではなく、“プレーオフに出場して、何が起こるか見てみよう”というだけなんだ」とも語っている。

　投手陣に故障者が相次いだドジャースが、トレード期限直前にタイガースからフラハティをトレードで獲得。10回の登板で６勝を挙げ、ポストシーズンもフル稼働した右腕は、新天地を見つけられるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】エンジェルスが元本塁打王と１億ドルの巨額契約…？ 他メディアはエ軍移籍を否定「情報を確認できていない」

【記事】佐々木朗希、大谷翔平以来の日本人選手１位に！ 「当然ながら目玉だ」MLB公式の若手有望株ランクで堂々トップ「ドジャースの未来は明るい」

【記事】「著しく低賃金」水原一平被告は年収7700万円でも不満だった!? 大谷翔平に“24時間対応”の過酷さを主張「長期休暇は年末年始の４日間」