新天地決定となった日本人左腕が注目を集めている。
ワシントン・ナショナルズと契約を結んだことが発表された小笠原慎之介。今オフ、中日からポスティングでのメジャー挑戦を表明し、現地時間1月24日、交渉期限直前で契約締結となったことが伝えられている。
【動画】小笠原慎之介が新球種“スイーパー”を公開! 海を渡る日本人プレーヤーの話題が多い今オフだが、メジャー契約でナショナルズ入りとなった小笠原に対する現地メディアからの関心も高い。米スポーツサイト『Last Word on Sports』でも新たに米球界移籍を実現した小笠原の特集記事が配信され、チーム内での位置付けや投球スキルなどを論じている。
同メディアは小笠原獲得を含めた現在までのナショナルズの補強について、「派手さはない」としながらも、エース格として昨年10勝を挙げたマッケンジー・ゴアを挙げ、新加入のマイク・ソロカや、トレバー・ウィリアムズとの再契約などオフの動きも振り返り、「堅実な投手陣を形成している」と評価。
その上で小笠原については、「現時点ではナショナルズの先発3番手として起用される見込みが高い。また、ナショナルズの元ワールドシリーズ優勝投手であるショーン・ドゥーリトル投手コーチの指導を受けることもできる」と期待を寄せている。
だがその一方では、「非常に技巧派の左腕でカウントを稼ぐために速球を多用するが、最速でも93マイル(約150キロ)と際立った球速ではない。近年、平均球速が上昇している中で、オガサワラは他の方法でアウトを取る必要があるだろう」などと見通している。
また、左腕から繰り出される変化球にもフォーカスしており、「彼のスプリッターは独特で、多くのメジャーリーガーにはまだ馴染みがない球種だ」と強調。さらに、「オガサワラはこのボールを最大限に活用し、磨き上げられたチェンジアップとスライダーを組み合わせていかなければならない」として、投球スタイルへの見解を示している。
同メディアは、2年総額350万ドル(約5億4000万円)という契約内容に振れながら、「最悪の場合でも、わずか2年で400万ドルに満たない金額の契約であり、最良の場合には、独自性と高い信頼性を持つローテーションの一角として、多くのシーズンで貢献する可能性を秘めている」と球団としてのリスクが低い獲得だったと説いている。
不安も隣り合わせではあるものの、大舞台での飛躍も見込まれている小笠原。新たにメジャーリーガーとなった27歳の挑戦がいよいよ始まった。
構成●THE DIGEST編集部
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だがその一方では、「非常に技巧派の左腕でカウントを稼ぐために速球を多用するが、最速でも93マイル(約150キロ)と際立った球速ではない。近年、平均球速が上昇している中で、オガサワラは他の方法でアウトを取る必要があるだろう」などと見通している。
また、左腕から繰り出される変化球にもフォーカスしており、「彼のスプリッターは独特で、多くのメジャーリーガーにはまだ馴染みがない球種だ」と強調。さらに、「オガサワラはこのボールを最大限に活用し、磨き上げられたチェンジアップとスライダーを組み合わせていかなければならない」として、投球スタイルへの見解を示している。
同メディアは、2年総額350万ドル(約5億4000万円)という契約内容に振れながら、「最悪の場合でも、わずか2年で400万ドルに満たない金額の契約であり、最良の場合には、独自性と高い信頼性を持つローテーションの一角として、多くのシーズンで貢献する可能性を秘めている」と球団としてのリスクが低い獲得だったと説いている。
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