米大手スポーツ局『ESPN』は現地１月29日、MLBのトッププロスペクトのリストを公開。MLB新人選手の資格要件（130打席、投球50イニング、またはアクティブロースター45日未満）を満たした選手の中で最も有望な100人をランキング形式で紹介したものだが、その結果に現地記者から驚きの声が上がった。

【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場 　１位はロサンゼルス・ドジャースへの入団が決まった佐々木朗希だ。各選手に与えられている「連想される選手」の項目には「特定の投手はいないが、第一線で活躍する様々な豪腕の片鱗が見える」と評価。多少の課題はいくつかあるものの、「佐々木が順調に調整を進められれば、今シーズン終盤にはエースになる可能性がある」と将来への期待を膨らませた。

　同局のラジオ番組『ESPN LA』に出演しているブレイク・ハリス記者はこのランキングについて、Xで「球界最高のチームは、おそらく球界最高のファームシステムを持っている」と反応。同リスト100人中８人がドジャースの選手であり、これは30球団でトップの数であると説明し、世界一に輝いたばかりのチームが将来性の面でも球界トップクラスであると興奮気味に綴った。ドジャースの選手は以下の通り。

１．佐々木朗希
16．ダルトン・ラッシング
20．ホセ・デ・パウラ
37．アレックス・フリーランド
70．ジヒル・ホープ
80．エミル・モラレス
93．ジャクソン・フェリス
94．リバー・ライアン

　佐々木はもちろん、16位の捕手ラッシングも強打で将来のドジャースを担うことが期待されている。そして94位の右腕ライアンは現在、右ひじを負傷しトミー・ジョン手術を行なったため2025年シーズン絶望の見込みだが、昨季MLBデビューを果たし４試合の先発登板で１勝０敗、20回１／３を投げて自責点３と優秀な成績を収めている。

　トッププロスペクトは将来の球団を担う原石であるだけでなく、他球団とのトレード要員としても価値がある。質、量ともに優秀な有望株を揃えるドジャースの王朝が訪れる可能性は低くないだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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