サンディエゴ・パドレスからフリーエージェントとなっていた内野手のキム・ハソンとタンパベイ・レイズは、1年目終了後にオプトアウトの権利を含む2年2900万ドル(約45億円)の契約に合意したと現地29日、米放送局『ESPN』が報じた。

　右肩関節唇の手術からの復帰が5月に見込まれる29歳のキムは、おそらくショートとして先発する可能性が高いが、二塁と三塁もプレーした経験があり、2023年にはユーティリティー部門としてゴールドグラブ賞を獲得している。

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  　今シーズン、キムに1300万ドル(約20億円)が支払われるこの契約は、1999年に外野手のグレッグ・ボーンと4年3400万ドル(約52億円)で契約して以来、レイズがフリーエージェントで野手に提示した最高金額になったいう。

　キムの2024年シーズンは、レギュラーシーズン121試合に出場し、打率.233、出塁率.330、長打率.370、11本塁打、47打点、OPS.700を記録した。

『ESPN』によれば、レイズは昨シーズン、ショートとしてホセ・カバレロとテイラー・ウォールズを起用しており、キムの復帰までは今年も同様の起用が予想されると報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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