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「一緒に打撃練習やライブBPをこなせると思う」回復順調のド軍フリーマンがスプリングトレーニングへ意気込み

THE DIGEST編集部

2025.02.05

昨季のワールドシリーズMVPのフリーマン。右足首のケガからの回復は順調のようだ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのフレディ・フリーマンが現地時間2月1日に行なわれた「DodgerFest 2025」の場で、現在のコンディションについて語った。

 昨季は大谷翔平、ムーキー・ベッツとともに「MVPトリオ」として上位打線を形成。レギュラーシーズンを通して、長打力、勝負強さを存分に示し、チームを牽引した。最終盤に右足首を負傷しながら、強行出場したポストシーズンでもその打棒を発揮。ワールドシリーズMVPに選ばれる活躍でチームに世界一の栄誉をもたらしている。

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 昨年12月には負傷箇所の手術をしたことも報じられていたフリーマンだが、すでにバットも握るなど、回復は順調のようだ。メジャー公式サイト『MLB.com』がイベントでのフリーマンのコメントをレポートしている。

 同メディアによるとイベントの2日前に、術後8週間が経過したことで初めて打撃練習を再開したと現状を説明。その上で、フリーマンが自身のコンディションについて、「スプリングトレーニングまでには打撃に関してはフルでこなせる状態になっているはずだ。チームメイトと一緒に打撃練習やライブBPをこなせると思う。ただ、序盤の試合(オープン戦)には出られないだろう」と今後を見通しているという。

 さらに、同メディアは開幕に向けたスケジュールとして、「(スプリングトレーニングの)全体練習は2月15日にスタートする。フリーマンは、スプリングトレーニングに入ってからランニングプログラムを開始する予定で、その影響でオープン戦の出場は後ろ倒しになる見込み。ドジャースは2月20日のカブス戦からオープン戦を開始する」などと綴っている。

 また、フリーマンが右足首の手術当時について語ったコメントも掲載。「手術に入る時点では、靭帯の修復が必要になるかどうか分からなかった。実際に手術で見てみると、靭帯も一部断裂していた。ただ、(痛めてから)4週間で靭帯や腱の回復が進んでいたおかげで、それ以上の処置は不要だった」として、負傷の状況を振り返っている。

 スプリングトレーニングでも調整が続くものの、同メディアでは「開幕には間に合う見込み」であるとも報じている。3月18日・19日に東京ドームで開催されるシカゴ・カブスとの開幕シリーズで、背番号5の攻守でのプレーがみられることを、多くのファンも心待ちにしているはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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