MLBセントルイス・カーディナルスがこのほど、三塁手ノーラン・アレナドのトレード交渉を再開したと、MLB公式サイトのカーディナルス番ジョン・デントン記者が報じた。
【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場 また『MLB Network』のジョン・モロシ記者は、ボストン・レッドソックスがアレナド獲得の交渉を行なっていると紹介。レッドソックスにはオールスター三塁手ラファエル・デバースがいるため、アレナドは一・二塁手としてのプレーを強いられることになるが、『The Athletic』の報道によると、アレナドはポジション変更を受け入れる姿勢を見せているという。
米スポーツメディア『CLUTCH POINTS』による具体的なトレード案はカーディナルスがアレナドをレッドソックスに送る代わりに、吉田正尚、ブレイズ・ジョーダン、マルセロ・メイヤー、デビッド・サンドリン、コネリー・アーリー、現金を受け取るというものだ。
カーディナルスはアレナドの３年7400万ドル（約112億円）契約を手放すことで財政の柔軟性の確保ができ、メイヤーらトッププロスペクトの獲得、若手内野手のプレー時間の確保によりスムーズな再建が可能に。一方のレッドソックスとしては課題である内野の強化と右打者の獲得ができるため、両者は理想的なトレードパートナーだとしている。
加えて同メディアは、レッドソックスが守備に不安のある吉田正尚に３年約5580万ドル（約85億円）を払う必要がなくなり、カーディナルスとしても「外野の即戦力」を獲得できるというメリットがあると分析した。
カーディナルスには2023年のWBCで吉田と日の丸を背負った外野手ラーズ・ヌートバーも在籍。２人が揃って外野を守る姿が見られるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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