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「彼をトレードに出すつもりはない」ブルージェイズ、球団史の岐路に立つ! 迫る2月18日、ゲレーロJr.と契約延長合意なるか?

THE DIGEST編集部

2025.02.12

2月18日の春季トレーニング開始までにV・ゲレーロJr.は契約延長に合意するのだろうか。(C) Getty Images

2月18日の春季トレーニング開始までにV・ゲレーロJr.は契約延長に合意するのだろうか。(C) Getty Images

 トロント・ブルージェイズは、球団の歴史上でも特に重要な期限を数日後に控えていると、現地11日、米スポーツサイト『The Sporting News』が報じた。

 チームは過去3シーズンで2度プレーオフに進出したが、その立役者は何と言っても、自前で育て上げたスーパースター、ブラディミール・ゲレーロJr.だ。しかし、彼も今や契約調停の最終年となった。フリーエージェントとなれば巨額の長期契約が確実視される中、ゲレーロJr.はブルージェイズからの契約延長オファーの期限を春季トレーニング開始日と決めているという。

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 もし両者が2月18日の春季トレーニング開始までに合意できなければ、ブルージェイズはゲレーロJr.を将来的に引き留める望みを失うかもしれない。ゲレーロJr.がフリーエージェントになれば、ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・メッツといった球団が、彼に破格の金額を提示する可能性があるからだ。

 しかし、期限が迫る中、ブルージェイズはゲレーロJr.の近い将来について強硬な姿勢を示しているという。米スポーツ局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は「チームは契約延長を結ぶ最後のチャンスに直面しているにもかかわらず、彼をトレードに出すことについて話し合うことすら拒否している」と指摘している。

 また、パッサン記者は「2月18日の契約延長期限までにゲレーロJr.との合意が成立しなければ、彼がトレードに出される可能性があると考える人々がいる一方で、ブルージェイズは他の球団幹部に対し、彼をトレードに出すつもりはないと主張し続けている。どんな選手にも値段はつくが、ゲレーロJr. ほどの選手であれば、その金額は非常に高額になるだろう」と見解を示した。

「もしブルージェイズがゲレーロJr.を引き留められないと感じているなら、彼をフリーエージェントにするのは大きなリスクとなるだろう。シーズン前にこのスラッガーをトレードで放出すれば、球団の再建を始めることができる」と『The Sporting News』は報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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