若き日本人右腕が注目の的だ。

　現地２月12日、今オフにロッテからポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースに移籍した佐々木朗希は、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で本格始動し、デーブ・ロバーツ監督、アンドリュー・フリードマン編成本部長ら首脳陣が見守る中、ブルペンでの投球練習を実施。地元ファンやメディアからも熱い視線が送られた。

【動画】佐々木朗希のブルペン入りに早くもファンが熱狂！
  　中でもドジャース専門サイト『DodgersBeat』に寄稿するマイク・サラス記者は、自身のXを更新し、練習後の通路で撮影された６秒間の映像を公開。「ドジャースファンから愛されているロウキ・ササキ」と文面につづり、動画には、「ロウキ！ロウキ！」「佐々木さーん！」と大きな声援を送られた佐々木の姿が収められている。

　彼に殺到していたのは、もちろんファンだけではない。練習前、地元紙『Los Angeles Times』のディラン・ヘルナンデス記者は、大勢のカメラが群がっている写真を投稿。米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、会見に日米メディアが集結した画像を掲載し、「ロウキ・ササキに人だかりができている」と呟いていた。

　なお同日、ロバーツ監督は、東京ドームでの開幕シリーズ第２戦に佐々木を先発起用する見通しだと明かしており、これを受けた佐々木は、「なかなかメジャーでの開幕を日本で迎えるという機会はそんなにないので、すごく特別なこと」と会見内でコメント。「まずそこに向けて、いい準備ができたらなと思う」と力を込めている。

　ついにドジャースでの第一歩を踏み出した佐々木。はたして周囲の大きな期待に応えられるか、１年目の活躍が楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部
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