ロサンゼルス・エンジェルスの春季トレーニング開始時、マイク・トラウトが2025年シーズンに向けてポジション変更を決意したことを記者団に明かしたと、現地17日、米誌『Sports Illustrated』が報じた。

　同メディアによると、トラウトは「今オフにチームと話し合った際に、あらゆる可能性を検討した。自分の体にとって何が一番良いか、フィールドに立ち続けるためにはどうすれば良いかを考えた結果、ライトに行くことに決めた。気に入っているし、試してみて、どうなるか様子を見たい」と、今シーズンのポジション変更に対する意気込みを語った。

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  　33歳のトラウトは、2011年のメジャーデビュー以来、エンジェルスのセンターとして活躍してきた。しかし、近年は怪我に悩まされ、思うように試合に出場できない日々が続いている。特に19年以降、100試合以上出場できたのはわずか1度だけだ。

　トラウトは、センターから離れることをためらっていた理由について質問された際「ここ数年の僕の状況を見れば分かると思う。足への負担を減らして、ライトでチームの守備に貢献する。それがチームとしての結論だったし、僕もそれに賛成している」と、自身の成績だけでなくチームに貢献したいという気持ちを示したという。

　オールスターに11回選出され、アメリカン・リーグMVPに３度輝いているトラウトにとって、今回のポジション変更は良い兆候となるだろうと『Sports Illustrated』誌は伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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