ムーキー・ベッツは、マイク・トラウトが健康な状態であれば「クレイジー」なシーズンを送ることができると、現地20日、地元メディア『Dodger blue』が報じた。

　ドジャースでキャリアの全盛期を迎えているベッツは、クラブハウス内で最高の才能を持つ選手たちと日々プレーし、ワールドシリーズも5年間で2度優勝を経験している。また、ワールド・ベースボール・クラシックでアメリカ代表としてマイク・トラウトと共にプレーし、彼の才能を目の当たりにしてきた。
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  　トラウトはこれまで素晴らしい成績を残してきたが、怪我に悩まされ、ここ数年は出場試合数が限られている。2021年のシーズン以降、トラウトは266試合（全810試合）しか出場していない。

　ベッツがYouTube番組『All The Smoke』に出演した際「彼が怪我をしないことを願うよ。怪我なくプレーしてくれることを願っている。ショウヘイについてもトラウトについても同じことを思うんだ。彼がプレーすると、素晴らしいんだ。本当に素晴らしいんだよ。彼は僕の仲間で、僕はいつもすごいと思うんだ。もし神様が彼に一年間健康でいさせてくれるなら、彼はきっとものすごいことをやってくれると思うよ」と語り、トラウトがシーズンを通じて怪我なくプレーできれば、素晴らしい活躍を見せるだろうと期待を寄せたという。

　トラウトは3度のMVP、元新人王、10度のオールスター選出、そして9度のシルバースラッガー賞を受賞している。実績十分の選手だが、怪我の多さがキャリアの懸念材料となっている。エンジェルスは、トラウトの活躍が不可欠であり、彼をフィールドに留めるために、今シーズンはライトにコンバートすると『Dodger blue』は伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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