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侍ジャパン

「ジェッシーやっぱりすごいな」万波中正が日ハム同僚・水谷瞬の先頭打者HRを称賛! 自身の二塁打にも手応え「チームが明るくなるプレーができた」【侍ジャパン】

谷健生(THE DIGEST編集部)

2025.03.06

先頭打者HRを放った水谷(左)。同じ日本ハムの万波(右)はその長打を称賛した。(C) Getty Images

先頭打者HRを放った水谷(左)。同じ日本ハムの万波(右)はその長打を称賛した。(C) Getty Images

 北海道の若き才能2人が躍動した。

 野球の国際親善試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」が3月5日、京セラドーム大阪で開催され、侍ジャパンはオランダ代表に5-0で快勝。その原動力となった日本ハムの水谷瞬と万波中正が試合を振り返った。

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 井端弘和監督は今回の強化試合を通じて、1年後のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や2028年のロサンゼルス五輪に向けての戦力発掘を目指しており、特に中継ぎ左腕、そしてスラッガーを重点課題に据えている。

 そのような状況のなか、“長打力”のアピールに成功した選手の一人が水谷だ。先頭打者だった水谷は試合後に初打席を振り返り、「チームに勢いを持ってこれる打席にしようと思った」とコメント。実際にはファーストスイングでセンターに打ち返す豪快な先制ホームランを放ち、その言葉を大きく上回る結果を残した。

 この一打について、同僚の万波は「ジェッシー(水谷のミドルネーム)やっぱりすごいなと思いますし、ジェッシーのおかげでちょっとは楽に試合が運べた。スコアが動かなかったとはいえ、勝てている状態で試合が進めたというのは大きいと思うので、素直にありがたいし、すごいホームランだと思う」と称賛した。

 かく言う万波も6回に先頭打者として打席に立ち、ツーベースヒットを記録。これをきっかけに日本はこの回貴重な追加点を奪うことに成功した。万波は国際試合の独特な緊張感があったとしつつ、「だいぶ試合の雰囲気も重たかったので、先頭で出るというのはかなり強く意識していた。チームが明るくなるようなプレーができたかなと思う」と水谷と同じくチームに“勢い”をもたらすことができ、満足している。

 井端監督はこの回を振り返り、「ホームランだけでなく、二塁打っていうのも非常に有効だった」と長打の必要性をあらためて強調。「明日以降、またそういうのが一本でも多く出てくれればうれしい」と選手らに求めた。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

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