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ヤンキース打線を覚醒させた3戦15発36得点「魚雷バット」の衝撃!ブルワーズ監督も驚愕「役に立つなら、すぐにリーグ全体に広まるだろう」米報道

THE DIGEST編集部

2025.03.31

トルピード(魚雷)バットを使っているP・ゴールドシュミット(左)とC・ベリンジャー(右)。(C) Getty Images

トルピード(魚雷)バットを使っているP・ゴールドシュミット(左)とC・ベリンジャー(右)。(C) Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースの数人の選手たちが使用する「トルピード(魚雷)バット」が、メジャーリーグで話題を呼んでいると、現地30日に米スポーツサイト『The Sporting News』が報じた。

 この週末の開幕3連戦で、ヤンキースはチームで15本塁打を放ち、その驚異的な打撃の背景には、寸法が変更された特殊なバットの存在があった。ヤンキースはミルウォーキー・ブルワーズとの対戦で、ほとんどの投手から得点を重ね、開幕3試合の合計得点は36点に達した。
【動画】ヤンキース開幕週のホームラン15本を振り返る
 
 同メディアは、スポーツメディア『The Athletic』によると、ブルワーズのパット・マーフィー監督は「もしかしたら、あのバットが打撃向上の鍵なのかもしれない。ただ、私の経験から言わせてもらうと、重要なのはバットではなく、それを使う選手自身だ。もしバットが役に立つなら、すぐにリーグ全体に広まるだろう」と、バットの性能よりも選手の能力を重視する考えを示した。

 しかし、全ての選手が新しいバットを使っているわけではなく、アーロン・ジャッジは従来通りのバットで4本塁打を記録している。同メディアは「マーフィー監督の言う通り、バットの性能も重要だが、それを扱う選手の能力が最も重要である」と指摘。一方で、「もし魚雷バットが本当に効果的なのであれば、今後多くの選手が使用を始めるだろう」と示唆した。

構成●THE DIGEST編集部

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