スター軍団の勢いが止まらない。

　現地３月31日、昨季ワールドシリーズ（WS）王者のロサンゼルス・ドジャースは、本拠地で行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に６対１と快勝。連覇へ向けて好スタートを切っており、1958年にブルックリンからロサンゼルスに移転して以降、開幕６連勝をマークするのは、５度目のWSを制した81年以来44年ぶりだ。
【動画】投打がバッチリ嚙み合ったドジャースが44年ぶりの開幕６連勝！

　この日も打っては、初回に３番テオスカー・ヘルナンデスが先制の２号２ラン、６回には８番“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスが今季２号ソロを記録するなど、９安打６得点。さらに投げては、先発タイラー・グラスノーが５回２安打無失点、８奪三振で今季初勝利を挙げ、ジャック・ドレイヤーやアレックス・ベシアら救援陣もしっかりとリードを守り切った。
  　投打がバッチリ嚙み合った完勝を受け、日夜ドジャースの情報を発信する『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は、自身のXを更新。「タイラー・グラスノーが５回を投げ、８奪三振。テオスカー・ヘルナンデス、キケ・ヘルナンデスが本塁打を放った」と試合内容を振り返り、「今このチームは止められない」と興奮気味に反応を示している。

　さらに試合後、地元紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者は、「162勝０敗に近づく」と速報。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、「開幕６連勝を飾った３番目のディフェンディングチャンピオンだ。85年の（デトロイト・）タイガースが６連勝、33年の（ニューヨーク・）ヤンキースが７連勝」とデータを共有していた。

　なおこの日、「１番・DH」で先発出場の大谷翔平は、３打数無安打、２四球、１盗塁。ここまでの成績は打率.286、２本塁打、２盗塁、OPS1.083となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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