MLBで話題沸騰の"飛びすぎるバット"が議論百出だ。
シーズン開幕からニューヨーク・ヤンキースの一部主力選手が使い始めた新型バット「トルピード・バット」。いわゆる「魚雷バット」を巡り、米球界内で関心が高まっている。
【画像】通常よりも"膨らむ芯" ヤンキース選手が使用した「改造バット」
事の発端は現地3月29日、ヤンキース対ミルウォーキー・ブルワーズ戦の初回で起きた。ヤンキースの1番ポール・ゴールドシュミットが初球先頭打者アーチを放ち、ヤンキースが先制。続くコディ・ベリンジャー、アーロン・ジャッジも初球を捉えるソロホームランを打ち、なんと3球で3本塁打をマークする離れ業をやってのけた。結局、ヤンキース打線はこの日だけで9本のアーチを描き20対9とブルワーズを圧倒した。
だが、ブロンクス(ヤンキースの愛称)の勢いはこの日だけではなかった。翌日の試合もヤンキース打線はジャッジが4号2ラン、ジャズ・チゾムJr.が2ホーマーをかっ飛ばすなど4本塁打12得点の大勝。ブルワーズとの3戦で計15発と異常なスピードで本塁打を量産している事実に米国内は注目が高まった。
一気に注目を浴びた、このホームラン量産バットは最新ニュースを24時間配信している『NBC NEWS』が取り上げており、「メジャーリーグ開幕週の話題は、『トルピド』のことばかりだった。MLBではこのバットの出現は革命的か、巧妙な革新か。魚雷バットの衝撃について議論がなされている」と興味深く伝えている。
同メディアのデビッド・K・リー氏によると、監督や選手だけでなく、物理学者たちも開幕週に話題になった魚雷バットについて関心を示しており、「もっと知りたい」と思っているという。ヤンキースとMLB側は、「バットの見た目はやや普通ではないものの、完全に合法のものである」と認めており、ヤンキースが所属しているアメリカン・リーグ東地区の他のチームの選手も、魚雷バットを何らかの形で使用しているとコメントしている。
元ヤンキース内野手であるケビン・スミス氏はNBCの取材に対し、「魚雷バットは野球技術の次なる自然なステップだ」と語っており、「野球では、常にわずかな優位性を求めている。投手はずっとそうしてきた。打者を助けるバット技術がたくさん登場してきたのは周知の事実だ。これは次のステップのようなものだが、どうなるかはこれからだろう」と、将来的に多くの球団や世界中で当たり前のように使用される可能性があると見通しを立てている。
一方で、カリフォルニア工科大学の学長であり、量子物理学者で野球ファンでもあるトーマス・ローゼンバウム氏は、「魚雷バットは革命的だとは思わないが、賢いイノベーションだ。長期的よりも、大きな影響が出るだろうというのが私の予想だ」と話しており、投手陣がすぐに適応する新しい方法を見つけるだろうと予想している。
2025年シーズン序盤に突然トレンド入りした「魚雷バット」。当面の間、MLBでさまざまな論議が巻き起こりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「もし大谷翔平が手にしたら…」魚雷バット初使用のデラクルーズ、2本塁打7打点で波紋「毎試合がホームランダービーになる」新型バットに議論噴出
【記事】まさに"鬼に金棒"!「魚雷バット」初使用の怪物デラクルーズがいきなり2本塁打&自己最多7打点の大爆発<SLUGGER>
【記事】「魚雷がLAに接近中!」ドジャースも話題騒然の"魚雷バット"導入へ「試さないわけにはいかない」打撃コーチ明言、複数選手は注文済み
シーズン開幕からニューヨーク・ヤンキースの一部主力選手が使い始めた新型バット「トルピード・バット」。いわゆる「魚雷バット」を巡り、米球界内で関心が高まっている。
【画像】通常よりも"膨らむ芯" ヤンキース選手が使用した「改造バット」
事の発端は現地3月29日、ヤンキース対ミルウォーキー・ブルワーズ戦の初回で起きた。ヤンキースの1番ポール・ゴールドシュミットが初球先頭打者アーチを放ち、ヤンキースが先制。続くコディ・ベリンジャー、アーロン・ジャッジも初球を捉えるソロホームランを打ち、なんと3球で3本塁打をマークする離れ業をやってのけた。結局、ヤンキース打線はこの日だけで9本のアーチを描き20対9とブルワーズを圧倒した。
だが、ブロンクス(ヤンキースの愛称)の勢いはこの日だけではなかった。翌日の試合もヤンキース打線はジャッジが4号2ラン、ジャズ・チゾムJr.が2ホーマーをかっ飛ばすなど4本塁打12得点の大勝。ブルワーズとの3戦で計15発と異常なスピードで本塁打を量産している事実に米国内は注目が高まった。
一気に注目を浴びた、このホームラン量産バットは最新ニュースを24時間配信している『NBC NEWS』が取り上げており、「メジャーリーグ開幕週の話題は、『トルピド』のことばかりだった。MLBではこのバットの出現は革命的か、巧妙な革新か。魚雷バットの衝撃について議論がなされている」と興味深く伝えている。
同メディアのデビッド・K・リー氏によると、監督や選手だけでなく、物理学者たちも開幕週に話題になった魚雷バットについて関心を示しており、「もっと知りたい」と思っているという。ヤンキースとMLB側は、「バットの見た目はやや普通ではないものの、完全に合法のものである」と認めており、ヤンキースが所属しているアメリカン・リーグ東地区の他のチームの選手も、魚雷バットを何らかの形で使用しているとコメントしている。
元ヤンキース内野手であるケビン・スミス氏はNBCの取材に対し、「魚雷バットは野球技術の次なる自然なステップだ」と語っており、「野球では、常にわずかな優位性を求めている。投手はずっとそうしてきた。打者を助けるバット技術がたくさん登場してきたのは周知の事実だ。これは次のステップのようなものだが、どうなるかはこれからだろう」と、将来的に多くの球団や世界中で当たり前のように使用される可能性があると見通しを立てている。
一方で、カリフォルニア工科大学の学長であり、量子物理学者で野球ファンでもあるトーマス・ローゼンバウム氏は、「魚雷バットは革命的だとは思わないが、賢いイノベーションだ。長期的よりも、大きな影響が出るだろうというのが私の予想だ」と話しており、投手陣がすぐに適応する新しい方法を見つけるだろうと予想している。
2025年シーズン序盤に突然トレンド入りした「魚雷バット」。当面の間、MLBでさまざまな論議が巻き起こりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「もし大谷翔平が手にしたら…」魚雷バット初使用のデラクルーズ、2本塁打7打点で波紋「毎試合がホームランダービーになる」新型バットに議論噴出
【記事】まさに"鬼に金棒"!「魚雷バット」初使用の怪物デラクルーズがいきなり2本塁打&自己最多7打点の大爆発<SLUGGER>
【記事】「魚雷がLAに接近中!」ドジャースも話題騒然の"魚雷バット"導入へ「試さないわけにはいかない」打撃コーチ明言、複数選手は注文済み
関連記事
- 「もし大谷翔平が手にしたら…」魚雷バット初使用のデラクルーズ、2本塁打7打点で波紋「毎試合がホームランダービーになる」新型バットに議論噴出
- 「魚雷がLAに接近中!」ドジャースも話題騒然の“魚雷バット”導入へ「試さないわけにはいかない」打撃コーチ明言、複数選手は注文済み
- 開発したのはMIT出身の理学博士、ヤンキース以外の球団でも使用選手が複数…話題沸騰「魚雷バット」の“基礎知識”<SLUGGER>
- 【画像】王貞治、渡辺謙、YOSHIKI、井上尚弥、ケン・グリフィーJr…ドジャースvsカブスの2連戦に訪れた日米ビッグスターたちを一挙紹介!
- 【画像】東京ドーム歓喜!ドジャースvs阪神戦の始球式に登場した「MISAMO」を特集!