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MLB

開幕4試合で3度のサヨナラ勝ち、総年俸が5倍のスター軍団に快勝……無名軍団マーリンズがまさかの快進撃!

SLUGGER編集部

2025.04.02

昨季の開幕直後は黒星街道まっしぐらだったのに、今季のマーリンズは連夜のサヨナラ勝ち。昨季と何かが変わったのか、それとも春の椿事なのか……。(C)Getty Images

昨季の開幕直後は黒星街道まっしぐらだったのに、今季のマーリンズは連夜のサヨナラ勝ち。昨季と何かが変わったのか、それとも春の椿事なのか……。(C)Getty Images

 ドジャースがロサンゼルス移転後初の開幕7連勝、ヤンキースも「魚雷バット」を武器に驚異の打棒を披露……と昨季のリーグ優勝チームがともに好調なのが話題をさらっているが、その裏でひそかに快進撃を見せているチームがある。それは驚くなかれ、昨季は100敗を喫したマーリンズなのだ。

 昨季のマーリンズと言えば、開幕当初からとにかく負けまくった。いきなり7連敗を喫し、最初の15試合でわずか3勝。それが今季は、4試合で早くも3勝を挙げているのだ。

 しかも勝ち方がものすごい。パイレーツとの開幕戦では、7回まで2対4と負けていたが、8回に連打で追いつくと、9回には2023年セーブ王のデビッド・ベッドナーを打ち込んでサヨナラ勝ち。第3戦は延長12回の死闘の末に満塁のチャンスを作ってサヨナラタイムリー、続く第4戦でもサヨナラワイルドピッチという、いずれも劇的な幕切れだった。
 
 そして現地4月1日、対戦相手は同じナ・リーグ東地区のメッツ。地区優勝の有力候補に挙げられるチームを向こうに回して、4対2で快勝したのだ。相手はオフに史上最高額の15年7億6500万ドルで契約したフアン・ソトをはじめとして、総年俸3億ドル超えのスター軍団。それに対してマーリンズの総年俸は30球団最下位の約6000万ドル。この日先発した2022年のサイ・ヤング賞投手サンディ・アルカンタラ以外はほぼ無名の選手ばかりで、まさに大金星と言っていい。

 開幕前の下馬評は「地区最下位間違いなし」と言われていたマーリンズの快進撃の理由は特に解明されていない。投打ともにチーム全体の数字はそれほどでもなく、単に「たまたま」なのかもしれない。シーズンが始まってまだ数日の段階では、しばしば予想もしないことが起こるもの。現時点では「春の椿事」の可能性が高いが、もしかしたらそうでないかも……と思えるような劇的な勝利が続いているのもまた事実だ。マーリンズが台風の目になれば、ペナントレースが面白くなるかもしれない。

構成●SLUGGER編集部

【動画】何と開幕4試合で3度のサヨナラ勝ち……幸運すぎるワイルドピッチの瞬間
 
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