ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希の実力に早くも疑問符を付ける向きが現れている。現地３月29日のデトロイト・タイガース戦では１回２／３（61球）を投げ、３安打４四球２奪三振２失点の内容で降板。開幕２登板で露呈した体たらくに海外メディアからも厳しい声が寄せられている。
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　スペインのスポーツ紙『MARCA』米国版は「ロウキ・ササキ、シーズン序盤の残念な結果でマイナーリーグ降格の危機に瀕している」と題した記事を掲載。「この日本人選手は開幕前に期待されていたものとは程遠い成績だった」とMLBデビュー戦の東京シリーズに続き、不甲斐ないパフォーマンスに終わった背番号11に苦言を呈した。

「時間が経つにつれ、ササキがマイナーリーグに送られる可能性についての噂はますます強まっており、今後数日のうちにこの日本人選手がロサンゼルス市外でトレーニングをしているのを目にしても驚きではないだろう」
  　同紙は「一部のMLB専門家は、3Aでプレーすることは、この日本人選手にとって有益だと示唆している」と紹介したうえで、「世界最高峰のリーグ、世界一のチームでプレーするプレッシャーに耐えられるよう、より多くの経験とより高いレベルを彼に与えられるからだ」と説明した。

　さらに、同紙は「最終的には、チームのコーチ陣とロサンゼルス・ドジャースの経営陣の決定にかかっている」としながらも、「取締役会やファンは、ササキの情熱と熱意を見て、日を追うごとに彼が成長していくことを期待している。マイナーリーグへの降格は大きな助けになるかもしれない」と見解を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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