衝撃のサヨナラ弾だ。

　現地４月２日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのアトランタ・ブレーブス戦に１番・指名打者で先発出場し、９回に３号サヨナラホームランを放った。チームは開幕から破竹の８連勝。劇的な幕切れに米実況は絶叫した。
【動画】大谷翔平が劇的なサヨナラHR！ドジャース史上初となる開幕８連勝

　一振りで試合を終わらせた。５対５の同点で迎えた９回１死走者なし、２打席連続安打で迎えた大谷は８回途中からマウンドに上がるブレーブスの守護神ライセル・イグレシアスと対峙すると、初球のチェンジアップを一閃。打球はセンター左方向にぐんぐん伸びていき、スタンド最前列に飛び込んだ。

　スーパースターのかっ飛ばした劇的な一発にドジャー・スタジアムは大興奮。チームメイトもベンチから飛び出し、手荒いウォーターシャワーを大谷に浴びせた。現地実況は「オオタニ！アンビリーバボー！」とまくし立て、「えげつない打球だ。彼からは決して逃れられない！」と興奮気味に伝えた。
  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はソロ弾の動画を共有したうえで、「ショウヘイ・オオタニは自身のボブルヘッド・ナイトであったブレーブス戦でサヨナラホームランを放った。ドジャースはこれで８勝０敗となり、2025年シーズンは開幕から３タテを継続している」と説明したうえで、「これまでで最高だ！」と付け足し、大谷の千両役者っぷりを称えた。

　大谷はサヨナラ弾を含め、この日は５打数３安打１打点と猛打が爆発。チームは５点ビハインドの劣勢からじわじわと点差を詰めて８回に追い付き、最後は背番号17が試合にケリをつけた。

構成●THE DIGEST編集部

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